ユニ・チャーム グラン・デリ 2つの味わい パウチ ほぐし 成犬用ビーフ&チーズ

ユニ・チャーム グラン・デリ 2つの味わい パウチ ほぐし 成犬用ビーフ&チーズの批評(ウエット)

ユニ・チャーム グラン・デリ 2つの味わい パウチ ほぐし 成犬用ビーフ&チーズはいぬわーんで低評価の2つ星と判断されました。

評価:

ユニ・チャーム グラン・デリ 2つの味わい パウチ ほぐし 成犬用ビーフ&チーズ

ユニ・チャーム グラン・デリ 2つの味わい パウチ ほぐし 成犬用ビーフ&チーズ

Unicharm Corporation

30g*2*15個¥2,095 (2020/3/2 19:00時点 )

Amazonで探す楽天市場で探すYahooショッピングで探す

※成犬用、減量向け

以下は同メーカーの関連商品です。ペットフードの表示に関する公正競争規約に則っている場合は、総合栄養食の表示とドッグフードが適応する成長段階が併記されています。

重要:大型犬の子犬のためにドッグフードを選ぶ場合は、成長段階が成長期とオールステージに該当していても「大型犬の子犬にとって安全であるか」を確認してください。

ユニ・チャーム グラン・デリ 2つの味わい パウチ ほぐし 成犬用ビーフ&チーズの原材料

原材料:ビーフ入り:肉類(鶏胸肉、ささみ)、野菜類(キャベツ、ニンジン、インゲン)、ビーフ・チキン加工肉しょうゆ増粘多糖類調味料、塩化カリウム、酸化防止剤(EDTA-Ca・Na)

原材料:チーズ入り:肉類(鶏胸肉、ささみ)、野菜類(キャベツ、ニンジン、インゲン)、しょうゆ、チーズ、増粘多糖類調味料、塩化カリウム、酸化防止剤(EDTA-Ca・Na)

赤文字は物議をかもします。

粗灰分=1.5%, 粗繊維=1% (推定乾物繊維量=10%), 水分=90%

測定方法タンパク質脂質炭水化物
ラベル保証7%1.5%NA
乾物基準70%10%19%

※ラベル保証の合計値が100を超えるので熱量基準は省きました。

このパウチは2つの小袋が並んでおり、左右で原材料がそれぞれ異なります。しかし、原材料に評価を二分するような違いがないのでビーフ入りを代表とします。

最初の原材料は肉類(鶏胸肉、ささみ)です。鶏胸肉はささみに匹敵するほど高タンパクです。ささみは高タンパク・低カロリーの代名詞とも言える食材です。

2番目の原材料は野菜類(キャベツ、ニンジン、インゲン)です。

キャベツはビタミンU,C,Kと食物繊維が豊富な野菜です。ビタミンUは別名「キャベジン」と呼ばれ、胃腸の粘膜を強化・保護、消化吸収を助けてくれます。

にんじんはβカロテン、ミネラル、食物繊維が豊富です。

インゲンは緑黄色野菜でミネラル、ビタミン、食物繊維が幅広く含まれています。

3番目の原材料はビーフ・チキン加工肉です。主に牛肉・鶏肉で構成されますが、血、内臓、肉の副産物も含まれます。IARCは加工肉を大腸がんのリスクを増加させるとしてグループ1 (ヒトに対して発がん性) に分類しています。[1]

4番目の原材料はしょうゆです。醤油は塩分量が多いです。食塩は犬にとって必須ミネラルですが、過剰量は危険です。

犬の食塩の致死量は4g/kg [2]です。例えば体重が20kgの犬は80gの食塩を食べると死亡します。ただ、致死量を食べきる前に低用量 (0.5g/kg) の段階から苦しみ始めます。体重が20kgの犬はたった10gの食塩を食べただけで重病になる可能性があります。

大さじ一杯の濃口醤油には約2.6g [3]の塩分が含まれています。超小型犬の犬を病気にするには十分の量です。このドッグフードに含まれる醤油量は不明ですが、醤油は塩分量が多いので避けるべきです。

ここまで原材料をリストの上から順番に見てきました。この製品には他にも多くの原材料が含まれていますが、これよりも下に位置する原材料は評価に影響を与えそうにありません

ただし、4つの例外があります。

まず、増粘多糖類です。2種類以上の増粘剤が使用されて一括表示されているので何が使用されているのか分かりません。

もしカラギーナンが使用されていたら物議をかもします。カラギーナンは紅藻類から抽出したゼラチン状の増粘剤です。今まで安全と思われてきましたが、昨今はいくつかの議論があるようです。ここでは読者が自分で判断できるよう注目を集める意味で赤文字にしておきました。

次に、調味料です。ペットフード安全法では添加物の一括表示が認められています。[4]

この調味料には物議をかもすグルタミン酸ナトリウムなどの化学調味料が含まれている可能性があります。読者の注意を引くため赤文字にしました。

そして、塩化カリウムです。食卓塩 (塩化ナトリウム) の代替品で減塩効果があります。

最後に、原材料リストにビタミンとミネラルの記述を見つけません。これらの必須栄養素はすべて食材によって提供されていると考えられます。

ユニ・チャーム グラン・デリ 2つの味わい パウチ ほぐし 成犬用ビーフ&チーズの総合評価

ユニ・チャーム グラン・デリ 2つの味わい パウチ ほぐし 成犬用ビーフ&チーズは原材料だけで判断すると平均以下のドッグフードに見えます。

しかし、原材料の品質だけではなく、成分 (タンパク質・脂質・炭水化物) と肉の含有量も評価を下すために重要です。

乾物基準ではタンパク質が70%、脂質が10%、推定炭水化物が19%と判明しました。

脂質とタンパク質の比率は約14%です。

一般的なウエットタイプのドッグフードと比較するとタンパク質は平均以上、脂質は平均以下、炭水化物は平均以下。

植物由来のタンパク質源を一切含んでいないので、このドッグフードは大量の肉を含んでいるように見えます。

しかし、このドッグフードにビーフ・チキン加工肉、しょうゆが含まれているのが残念です。これらの物議をかもす原材料が評価を下げる要因になります。

ユニ・チャーム グラン・デリ 2つの味わい パウチ ほぐし 成犬用ビーフ&チーズは穀物を含んでいません。動物性タンパク質の供給源として大量の鶏胸肉、ささみ、ビーフ・チキン加工肉を使用したウエットタイプのドッグフードです。星2の評価を下しました。

おすすめしません。

評価はいぬわーんが推定した肉の含有量、脂質とタンパク質の比率、原材料の品質に基づいて決定しています。

ユニ・チャーム グラン・デリ 2つの味わい パウチ ほぐし 成犬用ビーフ&チーズ

ユニ・チャーム グラン・デリ 2つの味わい パウチ ほぐし 成犬用ビーフ&チーズ

Unicharm Corporation

30g*2*15個¥2,095 (2020/3/2 19:00時点 )

Amazonで探す楽天市場で探すYahooショッピングで探す

グレインフリーと心臓病の潜在的な関係性

アメリカ食品医薬品局 (FDA) は2019年6月27日にグレインフリー (穀物を含まない) と拡張型心筋症との潜在的な関係について3回目の調査状況を発表しました。

詳しくは「FDAがグレインフリーと心臓病との潜在的な関連性を調査対象にする」をご覧ください。

おわりに

いぬわーんは個人所有のWebサイトです。そしてペットフード製造業者といかなるアフィリエイト提携をしていません。

ただし、一部のオンライン小売業者 (Amazon・楽天市場・Yahooショッピング) からはアフィリエイト紹介料を頂いています。

これはいぬわーんの運営者を支援して、すべてのコンテンツを無料で公開することに繋がっています。

そしてドッグフードの批評を行う際に金銭的な誘惑によって評価を下すことなく、公平かつ偏りのない判断を下すことにも繋がっています。

詳細については「免責事項」をご覧ください。

リコール等情報

ドッグフードの最新リコールをすべて確認したい場合はこちらの「ドッグフードのリコール等情報」をご覧ください。


以下のリストはユニチャームが過去にドッグフードをリコールした際の情報です。リコール情報は2019年から記録を取り始めています。

脚注

*1 国立研究開発法人国立がん研究センター, 赤肉・加工肉のがんリスクについて, 2015年10月29日

*2 MERCK MANUAL Veterinary Manual, Overview of Salt Toxicity

*3 cookpad, しょうゆ大さじ1の塩分量

*4 農林水産省, 「ペットフード安全法 表示に関するQ&A」

-星2

© 2021 いぬわーん@ドッグフードの批評サイト