ロイヤルカナン ミディアム ライト ウェイト ケア

ロイヤルカナン ミディアム ライト ウェイト ケアの批評 (ドライ)

ロイヤルカナン ミディアム ライト ウェイト ケアはいぬわーんで低評価の2つ星と判断されました。

評価:

ロイヤルカナン ミディアム ライト ウェイト ケア

ロイヤルカナン ミディアム ライト ウェイト ケア

Mars

3kg ¥5,270 (2019/9/11 19:00時点 )

Amazonで探す楽天市場で探すYahooショッピングで探す

※減量したい犬用、中型犬、成犬~高齢犬用

以下は同メーカーの関連商品です。ペットフードの表示に関する公正競争規約に則っている場合は、総合栄養食の表示とドッグフードが適応する成長段階が併記されています。

重要:大型犬の子犬のためにドッグフードを選ぶ場合は、成長段階が成長期とオールステージに該当していても「大型犬の子犬にとって安全であるか」を確認してください。

ロイヤルカナン ミディアム ライト ウェイト ケアの原材料

原材料:肉類(鶏、七面鳥)、植物性繊維コーン小麦、大麦、コーングルテンコーンフラワー動物性油脂、加水分解タンパク(鶏、七面鳥)、米、ビートパルプ植物性分離タンパク*酵母および酵母エキス、魚油、フラクトオリゴ糖、サイリウム、大豆油、加水分解酵母、グルコサミン、マリーゴールドエキス (ルテイン源)、加水分解軟骨(コンドロイチン硫酸源)、アミノ酸類(タウリン、L-カルニチン)、セルロース、ミネラル類(Cl、Ca、Na、Mg、Zn、Mn、Fe、Cu、I、Se)、ビタミン類(A、コリン、D3、E、C、パントテン酸カルシウム、B6、ナイアシン、葉酸、B1、B2、ビオチン、B12)、保存料(ソルビン酸カリウム)、酸化防止剤(BHA、没食子酸プロピル)*超高消化性タンパク(消化率90%以上)

赤文字は物議をかもしている。

水分=10.5%

測定方法タンパク質脂質炭水化物
ラベル保証25%9%NA
乾物基準28%10%54%

このドッグフードの最初の原材料は、肉類 (鶏、七面鳥)です。鶏と七面鳥は良質で消化性の高いタンパク質源です。

しかし、鶏と七面鳥の生肉は約70%の水分を含んでいます。ドッグフードに加工されると水分が失われて小さくなります。

原材料は加工前の重量順で製品ラベルに表記されるためドッグフードに含まれるとき、より少ない量になると推測できます。

2番目の原材料は、植物性繊維です。植物由来の非消化性繊維です。栄養的価値はないので繊維の利点以外、犬にメリットはありません。

3番目の原材料は、コーンです。とうもろこしは物議をかもす穀物です。有害な成分ではありませんが、炭水化物と食物繊維を除けば犬にとってわずかな栄養しかありません。

とうもろこしは安価であるためメーカーが好んで使う傾向にあります。

4番目の原材料は、小麦です。小麦は物議をかもす穀物です。とうもろこしと同じで安価であるためメーカーが好んで使う傾向にあります。

5番目の原材料は、大麦です。大麦は炭水化物源で水溶性繊維が豊富です。この繊維 (βグルカン) は食後血糖値の上昇を抑える効果があります。また、他の穀物よりも栄養価と消化性 (調理後) に優れています。

6番目の原材料は、コーングルテンです。とうもろこしから澱粉を取り除いたあとに残る副産物でタンパク質が豊富に含まれます。

基本的に植物性タンパク質は動物性タンパク質よりも消化性必須アミノ酸スコア (DIAAS)が劣っています。

植物由来の原材料は製品ラベルに記載されている総タンパク質量を著しく増加させることができるので肉の含有量を判断するときに考慮しなければいけません。

7番目の原材料は、コーンフラワーです。コーンフラワー (コーンスターチ) はとうもろこしの澱粉です。犬にとってあまり栄養はないと考えられます。

しかし、澱粉ですのでとろみを付けて、他の成分を結合しやすくし、味を濃くして嗜好性をあげます。

ここではとうもろこしを避けたい人のために赤文字にしましたが適量であれば許容されると考えます。

そして、原材料の分割を見つけます。

  • コーン
  • コーングルテン
  • コーンフラワー

主に安価な原材料を原材料リストの上位から遠ざけて含有量を偽るために用いられる手法です。

8番目の原材料は、動物性油脂です。由来する動物の名前について言及がないので良質な脂肪とは言えません。

動物性脂肪は4Dが含まれる可能性を否定できません。

9番目の原材料は、加水分解タンパク (鶏、七面鳥)です。タンパク質を化学的に分解して免疫システムが反応しなくなるほど小さくしたものです。低刺激性なので一般的に食物アレルギー向けのドッグフードに含まれていることが多い。嗜好性を高める効果もあります。

10番目の原材料は、です。ドッグフードの原材料でたまに米を見つけますが、白米だと仮定すると消化の良い炭水化物源です。犬が食べても問題ありません。

しかし、ここでは白米なのか玄米なのか指定されていないので、この原材料を判断することはできません。

ここまでが主原料だと考えられます。これよりも下に位置する原材料はこの製品の評価に影響を与えそうにありません。

ただし、9つの例外があります。

まず、ビートパルプです。甜菜 (サトウダイコン) に含まれる食物繊維です。ビートパルプはたびたび議論になります。安価にかさ増しできる不要物と非難する人もいれば、食物繊維が役に立つと言う人もいます。

ここでは賛否両論があることを伝えるだけで、適度な量であれば許容できる原材料だと考えます。

次に、植物性分離タンパクです。由来する原材料が分からないので品質について判断できません。

基本的に植物性タンパク質は動物性タンパク質よりも消化性必須アミノ酸スコア (DIAAS)が劣っています。

植物由来の原材料は製品ラベルに記載されている総タンパク質量を著しく増加させることができるので肉の含有量を判断するときに考慮しなければいけません。

そして、酵母および酵母エキスです。

酵母は真菌類に属する単細胞の生きている菌ですが、一般的には出芽酵母 (ビール酵母、パン酵母など) の一種を指しています。

酵母は腸内で善玉菌として働き、悪玉菌を退治して、腸内環境を整えてくれます。また、糖質を分解してアルコールと炭酸ガスに変え、糖の吸収を阻害して血糖値の上昇を抑える効果もあります。

酵母の種類によって得意不得意があり、アルコールを作り出すのが得意な酵母もあれば、炭酸ガスを作り出すのが得意な酵母もあります。ビール醸造やパン作りに使われる酵母が異なるのはそのためです。

そして、一言で酵母といっても、その種類は実に様々です。ここでは使われている酵母の種類について明記されていないので品質を判断することは不可能です。

酵母エキスは酵母の細胞壁を破壊して得られる抽出物です。酵母のタンパク質をアミノ酸まで分解すると旨みや甘み、苦みなどが出てくるのでうま味調味料などに使われます。

酵母エキスの抽出方法の違いによって様々な特徴を持つ酵母エキスや特定の成分を多く含む酵母エキス、ブレンドにより特徴的な風味をもつ酵母エキスも存在します。

ここでは酵母エキスに使用された酵母の種類について明記されていないので、この酵母エキスの品質を判断することは不可能です。

それから、フラクトオリゴ糖です。甘味料として有名ですが、ここではおそらくプレバイオティクスとして含まれています。プレバイオティクスは大腸内の健康な細菌の増殖をサポートする働きがあります。

次に、大豆油です。大豆油はω-3脂肪酸が少なく、ω-6脂肪酸が多いので一般的に低品質の選択肢と見なされます。

それに大豆アレルギーのことでさまざまな議論があります。

精製された大豆油はアレルギーの原因になるタンパク質を含むことはありませんが、ここでは読者の注意を引き、自分で選択しやすいように赤文字にしています。

次に、加水分解酵母です。プレバイオティクスとして含まれている可能性が高いです。酵母の細胞壁にはマンナンオリゴ糖が豊富に含まれています。マンナンオリゴ糖は腸壁の細胞と構造が似ており、腸内で悪玉菌を引き付けて結合し、便中に排泄します。これにより善玉菌が増え、整腸作用や免疫機能の強化につながります。

次に、セルロースです。不溶性食物繊維で1食あたりのカロリーを下げて、満腹感を与えるために加えられています。栄養的価値はないので繊維の利点以外、犬にメリットはありません。

次に、ミネラルはキレート化されているようには見えません。キレート化されたミネラルは高品質のドッグフードに含まれていることが多いです。

最後にBHA、没食子酸プロピルです。これらは2つとも高い酸化防止効果を持っています。しかし発ガン性が確認されている合成添加物でもあります。

使用は違法ではありません。ペットフード安全法により含有量に制限があります。

ロイヤルカナン ミディアム ライト ウェイト ケアの総合評価

ロイヤルカナン ミディアム ライト ウェイト ケアは原材料だけで判断すると平均的なドッグフードに見えます。

しかし、原材料の品質だけではなく、成分 (タンパク質・脂質) も評価を下すために重要です。

乾物基準ではタンパク質が28%、脂質が10%、推定炭水化物が54%と判明しました。

一般的なドライタイプのドッグフードと比較するとタンパク質は平均に近い、脂質は平均以下、炭水化物は平均以上。

脂質とタンパク質の比率は約36%です。

コーングルテン、植物性分離タンパクで総タンパク質を増加させることを考えても、このドッグフードは適度な量の肉を含んでいるように見えます。

しかし、このドッグフードに動物性脂肪、BHA、没食子酸プロピルが含まれているのが残念です。この物議をかもす原材料が評価を下げる要因になります。

ロイヤルカナン ミディアム ライト ウェイト ケアは穀物を含んでいます。動物性タンパク質の供給源として適度な量の動物の名前付き肉を使用したドライタイプのドッグフードです。星2の評価を下しました。

おすすめしません。

評価はいぬわーんが推定した肉の含有量、脂質とタンパク質の比率、原材料の品質に基づいて決定しています。

ロイヤルカナン ミディアム ライト ウェイト ケア

ロイヤルカナン ミディアム ライト ウェイト ケア

Mars

3kg ¥5,270 (2019/9/11 19:00時点 )

Amazonで探す楽天市場で探すYahooショッピングで探す

グレインフリーと心臓病の潜在的な関係性

アメリカ食品医薬品局 (FDA) は2019年6月27日にグレインフリー (穀物を含まない) と拡張型心筋症との潜在的な関係について3回目の調査状況を発表しました。

詳しくは「FDAがグレインフリーと心臓病との潜在的な関連性を調査対象にする」をご覧ください。

おわりに

いぬわーんは個人所有のWebサイトです。そしてペットフード製造業者といかなるアフィリエイト提携をしていません。

ただし、一部のオンライン小売業者 (Amazon・楽天市場・Yahooショッピング) からはアフィリエイト紹介料を頂いています。

これはいぬわーんの運営者を支援して、すべてのコンテンツを無料で公開することに繋がっています。

そしてドッグフードの批評を行う際に金銭的な誘惑によって評価を下すことなく、公平かつ偏りのない判断を下すことにも繋がっています。

詳細については「免責事項」をご覧ください。

リコール等情報

ドッグフードの最新リコールをすべて確認したい場合はこちらの「ドッグフードのリコール等情報」をご覧ください。


以下のリストはロイヤルカナンが過去にドッグフードをリコールした際の情報です。リコール情報は2019年から記録を取り始めています。

-星2

© 2021 いぬわーん@ドッグフードの批評サイト