ペットライン プロフェッショナルバランス スタンダードタイプ 1歳から成犬用

ペットライン プロフェッショナルバランス スタンダードタイプ 1歳から成犬用の批評(ドライ)

ペットライン プロフェッショナルバランス スタンダードタイプ 1歳から成犬用はいぬわーんで最低評価の1つ星と判断されました。

評価:

ペットライン プロフェッショナルバランス スタンダードタイプ 1歳から成犬用

ペットライン プロフェッショナルバランス スタンダードタイプ 1歳から成犬用

Petline

3kg¥3,520 (2020/7/6 19:00時点 )

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※成犬用

以下は同メーカーの関連商品です。ペットフードの表示に関する公正競争規約に則っている場合は、総合栄養食の表示とドッグフードが適応する成長段階が併記されています。

重要:大型犬の子犬のためにドッグフードを選ぶ場合は、成長段階が成長期とオールステージに該当していても「大型犬の子犬にとって安全であるか」を確認してください。

ペットライン プロフェッショナルバランス スタンダードタイプ 1歳から成犬用の原材料

原材料:穀類(とうもろこしコーングルテンミール)、肉類(ミートミール、チキンミール、チキンレバーパウダー)、豆類(おから)、油脂類(動物性油脂、フィッシュオイルパウダー:DHA・EPA源、ガンマ-リノレン酸)、魚介類(フィッシュミール)、糖類(フラクトオリゴ糖)、ブドウ種子エキス、共棲発酵エキス(乳酸菌、納豆菌、酵母菌)、シャンピニオンエキス、ビタミン類(A、E、K3、B1、B2、パントテン酸、ナイアシン、B6、葉酸、ビオチン、B12、C、コリン)、ミネラル類(カルシウム、リン、ナトリウム、カリウム、塩素、鉄、コバルト、銅、マンガン、亜鉛アミノ酸複合体、亜鉛、ヨウ素)、アミノ酸類(メチオニン)、酸化防止剤(ローズマリー抽出物、ミックストコフェロール)

赤文字は物議をかもします。

粗灰分=8.5%, 粗繊維=3.5% (推定乾物繊維量=3.8%), 水分=10%

測定方法タンパク質脂質炭水化物
ラベル保証24%10%NA
乾物基準27%11%53%
熱量基準26%26%48%

このドッグフードの最初の原材料は穀類(とうもろこし、コーングルテンミール)です。

とうもろこしは炭水化物と食物繊維を除けば犬にとってわずかな栄養しかありません。とうもろこしは安価であるためメーカーが好んで使う傾向にあります。

コーングルテンミールはとうもろこしからでん粉を取り除いたあとに残る副産物を脱水、乾燥させたものでタンパク質が豊富に含まれます。基本的に植物性タンパク質は動物性タンパク質よりも生物学的価値(BV)が劣っています。

植物由来のタンパク質は製品ラベルに記載されている総タンパク質量を著しく増加させることができるので肉の含有量を判断するときに考慮しなければいけません。

2番目の原材料は肉類(ミートミール、チキンミール、チキンレバーパウダー)です。

ミートミールは哺乳類由来の肉粉で血液、毛、蹄、皮、糞尿、胃および第一胃の内容物は含んでいません。

ミートミールは例えばチキンミールのように種を指定していないのでいくつかの哺乳類の組み合わせで作られています。

このような混合物は食物アレルゲンの特定を困難にするため高品質の原材料と見なされません。

チキンミールは羽毛、頭、足、内臓を除いた鶏の清潔な肉と皮と骨 (骨は含めても含めなくても良い) をレンダリングして乾燥させた肉の濃縮物です。

熱と圧力を加えて脂肪の分離と水分を取り除き、主にタンパク質とミネラルを残す製法のレンダリングにより通常の生肉よりもはるかに高いタンパク質を含んでいます。

チキンレバーパウダーは鶏レバーを脱水して粉末状にしたものです。鶏レバーは家禽屠殺による副産物ですが、由来する動物の名前と部位が分かっているので良質な原材料です。

3番目の原材料はおからです。おからは大豆から豆腐を製造する過程の残渣物です。栄養価が非常に高く、不溶性繊維やタンパク質などが含まれます。

このタンパク質は肉や卵よりも生物学的価値(BV)が低いと予想されます。

そして製品ラベルに記載されている総タンパク質量を著しく増加させることができるので肉の含有量を判断するときに考慮しなければいけません。

4番目の原材料は油脂類(動物性油脂、フィッシュオイルパウダー、ガンマ-リノレン酸)です。

動物性油脂は由来する動物の名前について言及がないので良質な油脂とは言えません。動物性油脂は4Dが含まれる可能性を否定できません。

4Dは肉の品質を表した言葉です。次の「1.死んでいる、2.死にかけている、3.病気にかかっている、4.障害を負っている」、これらの状態の肉のことを言います。

フィッシュオイルパウダーは魚油を粉末化したものです。魚油にはEPAやDHAのようなオメガ3脂肪酸が豊富に含まれています。由来する魚の名前が不明ですが、魚油の鮮度と純度によって犬に良質な栄養を与えます。

γ-リノレンはオメガ6系多価不飽和脂肪酸です。体の中で炎症を引き起こす化学物質の生成を抑制してくれるので関節炎や被毛の健康に役立ちます。

5番目の原材料はフィッシュミールです。フィッシュミールは魚をレンダリングして乾燥させた肉の濃縮物です。レンダリングにより水分がほとんど除去されているので通常の生魚よりもはるかに高いタンパク質を含んでいます。

しかし、フィッシュは由来する魚の名称を省略しており、匿名の魚であることを意味しています。一概に魚といっても含まれる栄養素は異なるので魚種が明らかになっていたほうが評価を下す際により良い影響を与えたでしょう。

6番目の原材料はフラクトオリゴ糖です。フラクトオリゴ糖は甘味料として有名ですが、ここではおそらくプレバイオティクスとして含まれています。プレバイオティクスは大腸内の健康な細菌の増殖をサポートする働きがあります。

7番目の原材料はブドウ種子エキスです。ブドウの種子から抽出されたエキスでプロアントシアニジンというポリフェノールの中で最も抗酸化作用が強いことで知られる成分が含まれています。

ブドウは犬に有害ですが、種子は主成分がポリフェノールなので安全です。

8番目の原材料は共棲発酵エキス(乳酸菌、納豆菌、酵母菌)です。

共棲発酵エキス (乳酸菌、納豆菌、酵母菌) はおそらくLBSカルチャーとして含まれています。LBSカルチャーはバイオジェニックス [1] に属し、乳酸菌 (ラクトバチルス)、納豆菌 (バチルス)、酵母菌 (サッカロミセス)の頭文字をとって名付けられています。

LBSカルチャーは乳酸菌、納豆菌、酵母菌を米ぬかで共棲培養 (複数の菌を一緒に増殖させる方法) して得られる免疫賦活物質 (体の免疫を活発にする物質) のことです。[2] 歯周病の予防、皮膚疾患の緩和、腸内環境の改善に効果があります。

腸内環境を改善する方法にはプロバイオティクスもありますが、バイオジェニックスは有用菌の免疫賦活物質を腸内に直接とり入れて働きかけるので腸内フローラに関係なく、腸内環境を確実に改善させます。

9番目の原材料はシャンピニオンエキスです。マッシュルームから抽出したエキスです。口臭、体臭、便臭を消す効果があると謳われています。しかし、実際に消臭効果があるのかは不明です。

ここまで原材料をリストの上から順番に見てきました。この製品には他にも多くの原材料が含まれていますが、これよりも下に位置する原材料は評価に影響を与えそうにありません

ただし、2つの例外があります。

まず、ビタミンK3です。ビタミンK3は溶血性貧血・核黄疸・高ビリルビン血症を誘発する可能性があります。それにAAFCOの栄養基準ではビタミンK3の必要量が記載されていないのでドッグフードに使用するのは疑問符が付きます。

最後に、ミネラル類は亜鉛だけキレート化されています。キレート化されたミネラルは体に吸収されやすくなります。キレート化されたミネラルは通常、高品質のドッグフードに含まれていることが多いです。

ペットライン プロフェッショナルバランス スタンダードタイプ 1歳から成犬用の総合評価

ペットライン プロフェッショナルバランス スタンダードタイプ 1歳から成犬用は原材料だけで判断すると平均以下のドッグフードに見えます。

しかし、原材料の品質だけではなく、成分 (タンパク質・脂質・炭水化物) と肉の含有量も評価を下すために重要です。

乾物基準ではタンパク質が27%、脂質が11%、推定炭水化物が53%と判明しました。

脂質とタンパク質の比率は約41%です。

一般的なドライタイプのドッグフードと比較するとタンパク質は平均に近い、脂質は平均以下、炭水化物は平均以上。

コーングルテンミール、おからで総タンパク質を増加させることを考えると、このドッグフードは僅かな量の肉しか含んでいないように見えます。

また、このドッグフードにミートミール、動物性油脂が含まれているのが残念です。これらの物議をかもす原材料が評価を下げる要因になります。

ペットライン プロフェッショナルバランス スタンダードタイプ 1歳から成犬用は穀物を含んでいます。

動物性タンパク質の供給源として僅かな量の匿名の肉粉、動物の種類と部位が分かる肉類を使用したドライタイプのドッグフードです。星1の評価を下しました。

おすすめしません。

評価はいぬわーんが推定した肉の含有量、脂質とタンパク質の比率、原材料の品質などの批評基準に基づいて決定しています。

ペットライン プロフェッショナルバランス スタンダードタイプ 1歳から成犬用

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グレインフリーと心臓病の潜在的な関係性

アメリカ食品医薬品局 (FDA) は2019年6月27日にグレインフリー (穀物を含まない) と拡張型心筋症との潜在的な関係について3回目の調査状況を発表しました。

詳しくは「FDAがグレインフリーと心臓病との潜在的な関連性を調査対象にする」をご覧ください。

おわりに

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リコール等情報

ドッグフードの最新リコールをすべて確認したい場合はこちらの「ドッグフードのリコール等情報」をご覧ください。


以下のリストはペットラインが過去にドッグフードをリコールした際の情報です。リコール情報は2019年から記録を取り始めています。

脚注

*1 腸内細菌学会, バイオジェニックス

*2 Litanial Bio Science, LBSカルチャーとは

-星1

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