ペットライン プロフェッショナルバランス パウチタイプ 1歳まで 子いぬ用 鶏ささみ

ペットライン プロフェッショナルバランス パウチタイプ 1歳まで 子いぬ用 鶏ささみの批評(ウエット)

ペットライン プロフェッショナルバランス パウチタイプ 1歳まで 子いぬ用 鶏ささみはいぬわーんで中間評価の3つ星と判断されました。

評価:

ペットライン プロフェッショナルバランス パウチタイプ 1歳まで 子いぬ用 鶏ささみ

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Petline

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※子犬用

以下は同メーカーの関連商品です。ペットフードの表示に関する公正競争規約に則っている場合は、総合栄養食の表示とドッグフードが適応する成長段階が併記されています。

重要:大型犬の子犬のためにドッグフードを選ぶ場合は、成長段階が成長期とオールステージに該当していても「大型犬の子犬にとって安全であるか」を確認してください。

ペットライン プロフェッショナルバランス パウチタイプ 1歳まで 子いぬ用 鶏ささみの原材料

原材料:鶏ささみ、まぐろ、菜種油油脂加工品、フィッシュエキス、オオバコ繊維、オリゴ糖、乳分解物、魚油:DHA源、共棲発酵エキス(乳酸菌、納豆菌、酵母菌)、野菜粉末、ビタミン類(A、D3、E、K3、B1、B2、パントテン酸、ナイアシン、B6、葉酸、ビオチン、B12、コリン)、ミネラル類(ミルクカルシウム、カルシウム、リン、ナトリウム、カリウム、塩素、鉄、銅、マンガン、亜鉛、ヨウ素)、アミノ酸類(タウリン)、増粘安定剤(キサンタンガム)

赤文字は物議をかもします。

粗灰分=4%, 粗繊維=0.5% (推定乾物繊維量=5%), 水分=90%

測定方法タンパク質脂質炭水化物
ラベル保証9%2%NA
乾物基準90%20%-50%

※乾物基準の炭水化物は全体から水分、タンパク質、脂質、灰分を除いて求める差し引き法で計算しています。食品中の炭水化物含有量が少ないと差し引くものの誤差が大きくなり、炭水化物の値がマイナス (水分、たんぱく質、脂質と灰分の合計値が100を超えてしまう) になることがあります。[1]

※ラベル保証の合計値が100を超えるので熱量基準は省きました。

このドッグフードの最初の原材料は鶏ささみです。鶏ささみは高タンパク・低カロリーの代名詞とも言える食材です。

2番目の原材料はまぐろです。マグロは100g当たりのタンパク質含有量が鶏肉や牛肉よりも多い良質なタンパク質源です。それに必須脂肪酸のオメガ3脂肪酸も含んでいます。

3番目の原材料は菜種油です。菜種油は主にセイヨウアブラナから抽出される植物油です。オメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸の比率が1:2とバランス良く含まれており、オメガ3脂肪酸の供給源として優秀です。しかも、加熱に強いので製造工程の高温に耐えて酸化しにくい特徴があります。

しかし、エルカ酸 (多量に摂取すると心疾患を引き起こす) が多く含まれているため賛否両論あります。

4番目の原材料は油脂加工品です。油脂加工品のような曖昧な名称では動物性・植物性のどちらを油脂原料として使用しているのか不明です。また、どのような加工が施されているのかも不明で品質を判断することは不可能です。

5番目の原材料はフィッシュエキスです。フィッシュエキスは匿名の魚を水で煮込んで作る魚スープのことです。匿名の魚なので栄養価に関しては不明ですが、ドッグフードに風味と水分を与えます。

6番目の原材料はオオバコ繊維です。オオバコ繊維は水分を吸収すると膨張し、粘性を持つ特徴があります。この特徴により、柔らかい便を作るのと同時に軟便・水便のときには便中の水分を吸収して便秘と軽度の下痢の両方の症状を和らげます。

7番目の原材料はオリゴ糖です。オリゴ糖はおそらく腸内細菌の栄養源となって善玉菌を増やすプレバイオティクスとして含まれています。

8番目の原材料は乳分解物です。乳分解物はクリームを熱処理したものでミルク風味をドッグフードに与え、嗜好性を向上させます。

クリームは生乳から乳脂肪分以外の成分を除去したもので栄養素は少量のカルシウム程度しか含まない嗜好性原料です。脂肪の塊であるクリームは肥満の原因になる可能性があります。

9番目の原材料は魚油です。魚油にはEPAやDHAのようなオメガ3脂肪酸が豊富に含まれています。由来する魚の名前が不明ですが、魚油の鮮度と純度によって犬に良質な栄養を与えます。

10番目の原材料は共棲発酵エキス(乳酸菌、納豆菌、酵母菌)です。

共棲発酵エキス (乳酸菌、納豆菌、酵母菌) はおそらくLBSカルチャーとして含まれています。LBSカルチャーはバイオジェニックス [2] に属し、乳酸菌 (ラクトバチルス)、納豆菌 (バチルス)、酵母菌 (サッカロミセス)の頭文字をとって名付けられています。

LBSカルチャーは乳酸菌、納豆菌、酵母菌を米ぬかで共棲培養 (複数の菌を一緒に増殖させる方法) して得られる免疫賦活物質 (体の免疫を活発にする物質) のことです。[3] 歯周病の予防、皮膚疾患の緩和、腸内環境の改善に効果があります。

腸内環境を改善する方法にはプロバイオティクスもありますが、バイオジェニックスは有用菌の免疫賦活物質を腸内に直接とり入れて働きかけるので腸内フローラに関係なく、腸内環境を確実に改善させます。

ここまで原材料をリストの上から順番に見てきました。この製品には他にも多くの原材料が含まれていますが、これよりも下に位置する原材料は評価に影響を与えそうにありません

ただし、4つの例外があります。

まず、野菜粉末です。いろいろな野菜を組み合わせる事によりバランスの良い栄養素の供給源になります。

しかし、野菜粉末では含まれる野菜の種類が分からないので品質を判断することは不可能です。

次に、ビタミンK3です。ビタミンK3は溶血性貧血・核黄疸・高ビリルビン血症を誘発する可能性があります。それにAAFCOの栄養基準ではビタミンK3の必要量が記載されていないのでドッグフードに使用するのは疑問符が付きます。

そして、ミネラルはキレート化されているようには見えません。体がミネラルを吸収するときに効率が悪いことを意味します。キレート化されたミネラルは通常、高品質のドッグフードに含まれていることが多いです。

最後に、タウリンです。タウリンは心臓機能の維持をサポートするアミノ酸です。タウリンはAAFCOの栄養基準で犬にとって非必須アミノ酸となっていますが、一部の犬種では体内で十分に生成できていない可能性が指摘されています。

タウリンを原材料に加えているところを見ると特別な配慮を感じます。なお、タウリン欠乏症は穀物を含まないドッグフードを食べている犬がよりなりやすいと考えられています。

ペットライン プロフェッショナルバランス パウチタイプ 1歳まで 子いぬ用 鶏ささみの総合評価

ペットライン プロフェッショナルバランス パウチタイプ 1歳まで 子いぬ用 鶏ささみは原材料だけで判断すると平均的なドッグフードに見えます。

しかし、原材料の品質だけではなく、成分 (タンパク質・脂質・炭水化物) と肉の含有量も評価を下すために重要です。

乾物基準ではタンパク質が90%、脂質が20%、推定炭水化物が-50%と判明しました。

脂質とタンパク質の比率は約22%です。

一般的なドライタイプのドッグフードと比較するとタンパク質は平均以上、脂質は平均以下、炭水化物は平均以下。

植物由来のタンパク質源を一切含んでいないので、このドッグフードは大量の肉を含んでいるように見えます。

ペットライン プロフェッショナルバランス パウチタイプ 1歳まで 子いぬ用 鶏ささみは穀物を含んでいます。

動物性タンパク質の供給源として大量の動物の種類と部位が分かる肉類を使用したドライタイプのドッグフードです。星3の評価を下しました。

少しおすすめです。

評価はいぬわーんが推定した肉の含有量、脂質とタンパク質の比率、原材料の品質などの批評基準に基づいて決定しています。

ペットライン プロフェッショナルバランス パウチタイプ 1歳まで 子いぬ用 鶏ささみ

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グレインフリーと心臓病の潜在的な関係性

アメリカ食品医薬品局 (FDA) は2019年6月27日にグレインフリー (穀物を含まない) と拡張型心筋症との潜在的な関係について3回目の調査状況を発表しました。

詳しくは「FDAがグレインフリーと心臓病との潜在的な関連性を調査対象にする」をご覧ください。

おわりに

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リコール等情報

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脚注

*1 食品分析開発センター SUNATEC, 栄養成分分析の実際

*2 腸内細菌学会, バイオジェニックス

*3 Litanial Bio Science, LBSカルチャーとは

-星3

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