ペットカインド グリーントライプ&レッドミートはいぬわーんで最高評価の5つ星を獲得しました。
評価:
原材料
原材料:ビーフトライプ、ラムトライプ、ベニソントライプ、牛肉、ラム肉、ラムミール、ニシンミール、豚肉ミール、羊肉ミール、魚(サーモン)ミール、赤レンズ豆、 緑レンズ豆、ヒヨコマメ、エンドウ豆澱粉、サツマイモ、エンドウ豆、豚脂肪、亜麻仁、エンドウ豆ファイバー、魚油、カボチャミール、黒豆、カボチャ、ホウレンソウ、にんじん、ブロッコリー、クランベリー、リンゴ、ブルーベリー、バナナ、天然香料、亜鉛タンパク化合物、鉄タンパク化合物、銅タンパク化合物、マンガンタンパク化合物、ビタミンA、ビタミンD3、ビタミンB12、ビタミンE、ナイアシン、リボフラビン、硝酸チアミン、塩酸ピリドキシン、葉酸、酸化マンガン、ヨウ素酸カルシウム、亜セレン酸ナトリウム、炭酸カルシウム、塩化ナトリウム、塩化カリウム、塩化コリン、乾燥ラクトバチルス・アシドフィラス発酵物、乾燥ラクトバチルス・カゼイ発酵物、乾燥ビフィズス菌ビフィダム・サーモフィラム発酵物、乾燥ストレプトコッカス・フェシウム発酵物、ユッカシジケラ、ローズマリー、唐辛子、ペパーミント、タイム、緑茶抽出物
赤字は物議をかもします。
粗灰分=7%以下, 粗繊維=4%以下 (推定乾物繊維量=4.4%), 水分=10%以下
測定方法 | タンパク質 | 脂質 | 炭水化物 |
保証分析値 | 34% | 16% | NA |
乾物基準 | 37.7% | 17.8% | 36.6% |
熱量基準 | 33.3% | 38.1% | 28.4% |
評価
ペットカインド グリーントライプ&レッドミートは原材料だけで判断すると平均以上のドッグフードに見えます。
しかし、原材料の品質だけではなく、成分(タンパク質・脂質・炭水化物)と肉の含有量も評価を下すために重要です。
ラベルの分析で乾物基準はタンパク質が38%、脂質が18%、推定炭水化物が37%と判明しました。
脂質とタンパク質の比率は約47%です。
一般的なオールステージ用のドライフードと比較するとタンパク質は平均以上、脂質は平均以上、炭水化物は平均以下。
ドッグフードの中には全体のタンパク質量を増やすために植物性タンパク質を多く含む原材料を使用し、肉を多く含んでいるように見せ、消費者によりアピールするものがあります。
そのため、タンパク質量だけでは、そのドッグフードにどれだけ動物性タンパク質が含まれているかを判断することはできません。
そこで植物性タンパク質を多く含む原材料を抜き出し、タンパク質量にどれほど影響を与えているのか推定してみましょう。
このドッグフードには赤レンズ豆、 緑レンズ豆、ヒヨコマメ、エンドウ豆、亜麻仁、黒豆といった植物性タンパク質を多く含む原材料が含まれていますが、タンパク質量には大きな影響を与えず大量の肉を含んでいるように見えます。タンパク質の大部分は動物性由来であると考えられます。
評価
ペットカインド グリーントライプ&レッドミートの原材料は平均以上でPFCバランスは優れています。タンパク質は動物由来が大部分を占めており、高レベルの肉含有量です。これらに基づき星5の評価と結論付けました。
とてもおすすめします。
評価はいぬわーんが推定した肉の含有量、脂質とタンパク質の比率、原材料の品質などの批評基準に基づいて決定しています。
グレインフリーと心臓病の潜在的な関係性
アメリカ食品医薬品局 (FDA) は2019年6月27日にグレインフリー (穀物を含まない) と拡張型心筋症との潜在的な関係について3回目の調査状況を発表しました。
詳しくは「FDAがグレインフリーと心臓病との潜在的な関連性を調査対象にする」をご覧ください。
おわりに
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