ペットカインド グリーンラムトライプはいぬわーんで最高評価の5つ星を獲得しました。
評価:
原材料
原材料:ラムトライプ、七面鳥、エンドウ豆、七面鳥ミール、エンドウ豆タンパク、キャノーラオイル(ローズマリー抽出物による保存処理)、亜麻仁、ナチュラルフレーバー、キノア、カボチャ、ホウレンソウ、ニンジン、ブロッコリー、クランベリー、りんご、ブルーベリー、バナナ、炭酸カルシウム、塩化ナトリウム、リン酸二カルシウム、塩化カリウム、サーモンオイル(混合トコフェロールによる保存処理)、チコリ根、塩化コリン、ビタミン(ビタミンA、ビタミン D3、ビタミンE、ナイアシン、パントテン酸カルシウム、リボフラビン、硝酸チアミン、塩化ピリドキシン、葉酸、ビタミン B12) 、ミネラル(硫酸亜鉛、硫酸鉄、亜鉛タンパク化合物、鉄タンパク化合物、硫酸銅、酸化マンガン、銅タンパク化合物、マンガンタンパク化合物、ヨウ素酸カルシウム、亜セレン酸ナトリウム)、タウリン、乾燥ラクトバチルス・アシドフィラス発酵物、乾燥ラクトバチルス・カゼイ発酵物、乾燥ビフィズス菌ビフィダム・サーモフィラム発酵物、乾燥ストレプトコッカス・フェシウム発酵物、ユッカシジケラ、ローズマリー、トウガラシ、ペパーミント、タイム、緑茶抽出物
赤字は物議をかもします。
粗灰分=7%以下, 粗繊維=4%以下 (推定乾物繊維量=4.4%), 水分=10%以下
測定方法 | タンパク質 | 脂質 | 炭水化物 |
保証分析値 | 30% | 16% | NA |
乾物基準 | 33.3% | 17.8% | 41.1% |
熱量基準 | 29.4% | 38.1% | 32.4% |
評価
ペットカインド グリーンラムトライプは原材料だけで判断すると平均以上のドッグフードに見えます。
しかし、原材料の品質だけではなく、成分(タンパク質・脂質・炭水化物)と肉の含有量も評価を下すために重要です。
ラベルの分析で乾物基準はタンパク質が33%、脂質が18%、推定炭水化物が41%と判明しました。
脂質とタンパク質の比率は約53%です。
一般的なオールステージ用のドライフードと比較するとタンパク質は平均以上、脂質は平均ぃ、炭水化物は平均以下。
ドッグフードの中には全体のタンパク質量を増やすために植物性タンパク質を多く含む原材料を使用し、肉を多く含んでいるように見せ、消費者によりアピールするものがあります。
そのため、タンパク質量だけでは、そのドッグフードにどれだけ動物性タンパク質が含まれているかを判断することはできません。
そこで植物性タンパク質を多く含む原材料を抜き出し、タンパク質量にどれほど影響を与えているのか推定してみましょう。
このドッグフードにはエンドウ豆、エンドウ豆タンパク、亜麻仁といった植物性タンパク質を多く含む原材料が含まれていますが、タンパク質量には大きな影響を与えず大量の肉を含んでいるように見えます。タンパク質の大部分は動物性由来であると考えられます。
評価
ペットカインド グリーンラムトライプの原材料は平均以上でPFCバランスは優れています。タンパク質はラムトライプや七面鳥などの動物由来が大部分を占めており、高レベルの肉含有量です。これらに基づき星5の評価と結論付けました。
とてもおすすめします。
評価はいぬわーんが推定した肉の含有量、脂質とタンパク質の比率、原材料の品質などの批評基準に基づいて決定しています。
グレインフリーと心臓病の潜在的な関係性
アメリカ食品医薬品局 (FDA) は2019年6月27日にグレインフリー (穀物を含まない) と拡張型心筋症との潜在的な関係について3回目の調査状況を発表しました。
詳しくは「FDAがグレインフリーと心臓病との潜在的な関連性を調査対象にする」をご覧ください。
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