ペティオ アドメイト モアソフト フィッシュアダルト 500g

ペティオ アドメイト モアソフト フィッシュアダルト 500gの批評(半生)

ペティオ アドメイト モアソフト フィッシュアダルト 500gはいぬわーんで低評価の2つ星と判断されました。

評価:

ペティオ アドメイト モアソフト フィッシュアダルト 500g

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Petio

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※成犬用、単一タンパク質

以下は同メーカーの関連商品です。ペットフードの表示に関する公正競争規約に則っている場合は、総合栄養食の表示とドッグフードが適応する成長段階が併記されています。

重要:大型犬の子犬のためにドッグフードを選ぶ場合は、成長段階が成長期とオールステージに該当していても「大型犬の子犬にとって安全であるか」を確認してください。


ペティオ アドメイト モアソフト フィッシュアダルト 500gの原材料

原材料:白身魚(太刀魚)、小麦粉脱脂大豆、でんぷん類、小麦たん白砂糖植物性油脂小麦ブラン、オリゴ糖、野菜類(トマト・にんじん)、大豆ペプチド、乳酸菌(ラクリス)、アマニ油、γ-リノレン酸、グリセリン、プロピレングリコール、ソルビトール、ミネラル類(カルシウム・リン・カリウム・マンガン・亜鉛・鉄・銅・ヨウ素・コバルト・ケイ素)、リン酸塩(Na)、膨張剤、保存料(ソルビン酸K)、酸化防止剤(エリソルビン酸Na)、ビタミン類(A・B2・B12・D・E・コリン)、メチオニン

赤文字は物議をかもします。

粗灰分=6.5%, 粗繊維=1% (推定乾物繊維量=1.4%), 水分=30%

測定方法タンパク質脂質炭水化物
ラベル保証15%3.5%NA
乾物基準21%5%68%
熱量基準22%13%65%

このドッグフードの最初の原材料は白身魚(太刀魚)です。太刀魚は高タンパクで脂質が多い白身魚です。脂質にはオレイン酸が多く、悪玉コレステロールを減らして生活習慣病を予防する働きがあります。DHA、EPAも豊富です。

2番目の原材料は小麦粉です。小麦粉はとうもろこしと同じ安価な炭水化物源であるためメーカーが好んで使う傾向にあります。

3番目の原材料は脱脂大豆です。脱脂大豆 (大豆ミール) は大豆油の製造過程で生じる搾油副産物(搾り滓)です。一般的に家畜飼料として使われています。

脱脂大豆にはタンパク質が含まれていますが、この植物性タンパク質は肉や卵よりも消化性必須アミノ酸スコア (DIAAS)が低いと予想されます。

そして製品ラベルに記載されている総タンパク質量を著しく増加させることができるので肉の含有量を判断するときに考慮しなければいけません。

4番目の原材料はでんぷん類です。何のでん粉が使用されているか不明です。栄養はあまりありませんが、でん粉ですので食物にとろみを付けて他の成分を結合しやすくし、味を濃くして嗜好性を上げます。

5番目の原材料は小麦たん白です。小麦たん白(小麦グルテン)は小麦のでんぷん質を取り除いた後に残るゴムのような残留物です。タンパク質が豊富に含まれていますが、肉よりも消化性必須アミノ酸スコア (DIAAS)が劣っています。

このような植物由来のタンパク質は製品ラベルに記載されている総タンパク質量を著しく増加させることができるので肉の含有量を判断するときに考慮しなければいけません。

6番目の原材料は砂糖です。砂糖はグリセミック指数 (食後血糖値の上昇を示す指標) が高いため血糖値に悪影響を与えます。また、健康 (糖尿病、肥満) と歯の問題につながる可能性があります。

7番目の原材料は植物性油脂です。具体的な原材料名が不明で植物性なことしか分かりません。油中のオメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸の含有量は不明です。

このような曖昧な記述名では品質を判断することは不可能です。しかし、一般的に植物性油脂は動物性脂肪よりも低品質であることが多いです。

8番目の原材料は小麦ブランです。小麦ブラン(フスマ)は小麦を製粉するときに除かれる皮の部分(外皮部と胚芽)です。主に牛の飼料として利用されています。食物繊維、タンパク質、ミネラルが豊富です。

ここまで原材料をリストの上から順番に見てきました。この製品には他にも多くの原材料が含まれていますが、これよりも下に位置する原材料は評価に影響を与えそうにありません

ただし、6つの例外があります。

まず、オリゴ糖と乳酸菌(ラクリス)です。おそらくシンバイオティクス[1]として含まれています。腸内環境のバランスを整えて便秘や下痢、免疫機能の改善など健康的な身体づくりに役立ちます。

次に、大豆ペプチドです。大豆のタンパク質を分解して、消化吸収されやすい形にしたものです。タンパク質が分解される過程(タンパク質→ ペプチド→ アミノ酸)の中間産物とも言えます。

そして、アマニ油です。アマニ油は亜麻の種子から得られる油で魚油よりもαリノレン酸が多いです。αリノレン酸は体内でDHA、EPAに変換されます。ただし、効率よくオメガ3脂肪酸(DHA、EPA)に変換できないので魚油ほど効果的ではないかもしれません。しかし、いれずにせよDHA、EPAによって皮膚と被毛の状態を改善するのに役立ちます。

それから、グリセリンです。グリセリンは保湿剤としてドッグフードの水分を維持する効果があります。また、甘味料でもあります。

次に、プロピレングリコールです。保湿剤として半生フードを柔らかく湿った状態に保ちます。犬の半数致死量は〜9mL/kgです。低用量では毒性が低いのでアメリカ食品医薬品局でGRAS (食品添加物に与えられる安全基準合格証) とされ、一般に安全と認められています。[2,3]

しかし、犬は飼い主に与えられた食事しか口にできないので潜在的影響を考慮すると避けたほうがいいでしょう。

また、プロピレングリコールはペットフード安全法でキャットフードに使用するのが禁止されているので犬と一緒に猫を飼っている人は、この成分が含まれるドッグフードを避けたほうがいいです。

最後に、ミネラルはキレート化されているようには見えません。体がミネラルを吸収するときに効率が悪いことを意味します。キレート化されたミネラルは通常、高品質のドッグフードに含まれていることが多いです。

ペティオ アドメイト モアソフト フィッシュアダルト 500gの総合評価

ペティオ アドメイト モアソフト フィッシュアダルト 500gは原材料だけで判断すると平均以下のドッグフードに見えます。

しかし、原材料の品質だけではなく、成分 (タンパク質・脂質・炭水化物) と肉の含有量も評価を下すために重要です。

乾物基準ではタンパク質が21%、脂質が5%、推定炭水化物が68%と判明しました。

脂質とタンパク質の比率は約24%です。

一般的な半生タイプのドッグフードと比較するとタンパク質は平均以下、脂質は平均以下、炭水化物は平均以上。

脱脂大豆、小麦たん白、大豆ペプチドで総タンパク質を増加させることを考えると、このドッグフードは僅かな量の肉しか含んでいないように見えます。

また、このドッグフードにプロピレングリコールが含まれているのが残念です。この物議をかもす原材料が評価を下げる要因になります。

ペティオ アドメイト モアソフト フィッシュアダルト 500gは穀物を含んでいます。動物性タンパク質の供給源として僅かな量の太刀魚を使用した半生タイプのドッグフードです。星2の評価を下しました。

おすすめしません。

評価はいぬわーんが推定した肉の含有量、脂質とタンパク質の比率、原材料の品質に基づいて決定しています。

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グレインフリーと心臓病の潜在的な関係性

アメリカ食品医薬品局 (FDA) は2019年6月27日にグレインフリー (穀物を含まない) と拡張型心筋症との潜在的な関係について3回目の調査状況を発表しました。

詳しくは「FDAがグレインフリーと心臓病との潜在的な関連性を調査対象にする」をご覧ください。

おわりに

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リコール等情報

ドッグフードの最新リコールをすべて確認したい場合はこちらの「ドッグフードのリコール等情報」をご覧ください。

脚注

*1 腸内細菌学会, シンバイオティクス(synbiotics), 2020年4月8日閲覧

*2 PET POISON HELPLINE, Propylene Glycol

*3 MSD MANUAL Veterinary Manual, Propylene Glycol Toxicosis

-星2

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