ペディグリー 7歳から用 チキン&緑黄色野菜入りの批評 (ドライ)

ペディグリー 7歳から用 チキン&緑黄色野菜入り

ペディグリー 7歳から用 チキン&緑黄色野菜入りはいぬわーんで低評価の2つ星と判断されました。

評価:

ペディグリー 7歳から用 チキン&緑黄色野菜入り

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Mars

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※シニア犬用

以下は同メーカーの関連商品です。ペットフードの表示に関する公正競争規約に則っている場合は、総合栄養食の表示とドッグフードが適応する成長段階が併記されています。

重要:大型犬の子犬のためにドッグフードを選ぶ場合は、成長段階が成長期とオールステージに該当していても「大型犬の子犬にとって安全であるか」を確認してください。

ペディグリー 7歳から用 チキン&緑黄色野菜入りの原材料

原材料:穀類、肉類(チキン加水分解物、チキン、ビーフ)、大豆、油脂類(パーム油大豆油)、タンパク加水分解物ビートパルプ、キシロース、野菜類(トマト、ほうれん草、にんじん)、ビタミン類(A、B1、B2、B6、B12、D3、E、コリン、ナイアシン、パントテン酸、葉酸)、ミネラル類(亜鉛、カリウム、カルシウム、クロライド、セレン、鉄、銅、マンガン、ヨウ素、リン)、アミノ酸(グリシン、システイン、メチオニン)、着色料(青2、赤102、黄4、黄5)、保存料(ソルビン酸K)、酸化防止剤(BHA、BHT、クエン酸)、pH調整剤

※ペディグリー公式サイトではドッグフードの原材料が掲載されていないため楽天市場に書かれている製品ラベルを元に作成しています。(楽天市場 参照 2019/11/29時点)

赤文字は物議をかもします。

粗灰分=8%, 粗繊維=4% (推定乾物繊維量=4.4%), 水分=10%

測定方法タンパク質脂質炭水化物
ラベル保証18%8.5%NA
乾物基準20%9%63%
熱量基準20%23%57%

このドッグフードの最初の原材料は穀類です。穀類では何が含まれているのか分かりません。消費者に対する適切な情報提供の観点から不親切な記述方法です。

2番目の原材料は肉類 (チキン加水分解物、チキン、ビーフ等)です。チキン加水分解物は鶏肉のタンパク質を化学的に個々のアミノ酸へと分解したものです。免疫システムが反応しなくなるほど小さく分解されているので低刺激性で一般的に食物アレルギー向けのドッグフードに含まれていることが多いです。

チキンとビーフは犬に必要な10種類の必須アミノ酸がすべて含まれている良質なタンパク質源です。

“等”の部分は何が使用されているのか分からない匿名の肉です。消費者に対する適切な情報提供の観点から不親切な記述方法です。

3番目の原材料は大豆です。大豆は最も完全な植物性タンパク質であり、肉や卵よりも手頃な価格のタンパク質源です。しかし、肉や卵よりも生物学的価値(BV)が低いです。

大豆は製品ラベルに記載されている総タンパク質量を著しく増加させ、安価なかさ増しとして利用されるため肉の含有量を判断するときに考慮しなければいけません。

大豆は人間にとって健康的で栄養が豊富だと考えられていますが、犬にとってはそうではありません。

4番目の原材料は油脂類 (パーム油、大豆油)です。パーム油はアブラヤシの果実から取れる植物油です。犬に毒性はありませんが、下剤効果があります。そして、肉や動物性脂肪と似ており、飽和脂肪酸と一価不飽和脂肪酸が大部分を占めています。必須脂肪酸の多価不飽和脂肪酸は少ないのでパーム油は通常、低品質の選択肢と見なされます。

大豆油はω-3脂肪酸が少なく、ω-6脂肪酸が多いので一般的に低品質の選択肢と見なされます。それに大豆アレルギーのことでさまざまな議論があります。精製された大豆油はアレルギーの原因になるタンパク質を含むことはありませんが、ここでは読者の注意を引き、自分で選択しやすいように赤文字にしています。

5番目の原材料はタンパク加水分解物です。タンパク質を化学的に個々のアミノ酸へと分解したものです。免疫システムが反応しなくなるほど小さく分解されているので低刺激性で一般的に食物アレルギー向けのドッグフードに含まれていることが多いです。動物性タンパク質または植物性タンパク質のどちらを使用しているのか不明です。

6番目の原材料はビートパルプです。甜菜 (サトウダイコン) に含まれる食物繊維です。ビートパルプはたびたび議論になります。安価にかさ増しできる不要物と非難する人もいれば、食物繊維が役に立つと言う人もいます。

ここでは賛否両論があることを伝えるだけで、適度な量であれば許容できる原材料だと考えます。

7番目の原材料はキシロースです。キシロース (別名:木糖) は代替甘味料ですが、小腸で吸収されにくいので糖の吸収を抑えて血糖値を抑制する作用があります。

アメリカ食品医薬品局 (FDA) はキシロースを安全で効果的であると結論付けしていますが、大量に摂取すると最終的に胃腸の不快感と下剤効果を引き起こします。

8番目の原材料は野菜類 (トマト、ほうれん草、にんじん)です。トマトは炭水化物を多く含み、さまざまな栄養成分が豊富な健康野菜です。トマトに含まれるリコピンはビタミンEの100倍とも言われる強い抗酸化作用で老化現象・生活習慣病の予防に役立ちます。

ほうれん草はビタミン、ミネラルなど、すべての栄養価が非常に高い緑黄色野菜です。

にんじんはβカロテン、ミネラル、食物繊維が豊富です。

ここまで原材料をリストの上から順番に見てきました。この製品には他にも多くの原材料が含まれていますが、これよりも下に位置する原材料は評価に影響を与えそうにありません

ただし、3つの例外があります。

まず、ミネラルはキレート化されているようには見えません。体がミネラルを吸収するときに効率が悪いことを意味します。キレート化されたミネラルは通常、高品質のドッグフードに含まれていることが多いです。

次に、着色料 (青2、赤102、黄4、黄5)です。犬は色覚が人間よりも劣ると言われています。そして、犬は視覚よりもずっと優れた嗅覚を持っているため、ドッグフードを美味しそうに彩ったところで犬の食欲増進にほとんど影響はありません。結局のところ人工着色料は飼い主を満足させるためだけに使われています。

最後に、BHA、BHTです。これらは2つとも高い酸化防止効果を持っています。しかし発ガン性が確認されている合成添加物でもあります。使用は違法ではありません。ペットフード安全法により含有量に制限があります。

ペディグリー 7歳から用 チキン&緑黄色野菜入りの総合評価

ペディグリー 7歳から用 チキン&緑黄色野菜入りは原材料だけで判断すると平均以下のドッグフードに見えます。

しかし、原材料の品質だけではなく、成分 (タンパク質・脂質・炭水化物) と肉の含有量も評価を下すために重要です。

乾物基準ではタンパク質が20%、脂質が9%、推定炭水化物が63%と判明しました。

脂質とタンパク質の比率は約45%です。

一般的なドライタイプのドッグフードと比較するとタンパク質は平均以下、脂質は平均以下、炭水化物は平均以上。

大豆で総タンパク質を増加させることを考えると、このドッグフードは僅かな量の肉しか含んでいないように見えます。

ペディグリー 7歳から用 チキン&緑黄色野菜入りは穀物を含んでいます。動物性タンパク質の供給源として僅かな量の鶏肉、牛肉、“等”と書かれた匿名の肉を使用したドライタイプのドッグフードです。星2の評価を下しました。

おすすめしません。

このドッグフードにBHA、BHTが含まれているのが残念です。これらの物議をかもす原材料が評価を下げる要因になりました。

評価はいぬわーんが推定した肉の含有量、脂質とタンパク質の比率、原材料の品質に基づいて決定しています。

ペディグリー 7歳から用 チキン&緑黄色野菜入り

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グレインフリーと心臓病の潜在的な関係性

アメリカ食品医薬品局 (FDA) は2019年6月27日にグレインフリー (穀物を含まない) と拡張型心筋症との潜在的な関係について3回目の調査状況を発表しました。

詳しくは「FDAがグレインフリーと心臓病との潜在的な関連性を調査対象にする」をご覧ください。

おわりに

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