ペディグリー それいけ! 小型犬 11歳から用 チキン入り

ペディグリー それいけ! 小型犬 11歳から用 チキン入りの批評 (ドライ)

ペディグリー それいけ! 小型犬 11歳から用 チキン入りはいぬわーんで低評価の2つ星と判断されました。

評価:

ペディグリー それいけ! 小型犬 11歳から用 チキン入り

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Mars

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※小型犬、シニア犬用 11歳から

以下は同メーカーの関連商品です。ペットフードの表示に関する公正競争規約に則っている場合は、総合栄養食の表示とドッグフードが適応する成長段階が併記されています。

重要:大型犬の子犬のためにドッグフードを選ぶ場合は、成長段階が成長期とオールステージに該当していても「大型犬の子犬にとって安全であるか」を確認してください。

ペディグリー それいけ! 小型犬 11歳から用 チキン入りの原材料

原材料:穀類(とうもろこし、米、小麦)、肉類(チキンミール、家禽ミール、チキンエキス、チキン)、植物性タンパク、油脂類(パーム油大豆油、ひまわり油)、シュガービートパルプタンパク加水分解物大豆、野菜類(にんじん、トマト等)、グルコサミン、緑茶抽出物、ミルクパウダー、ビタミン類(A、B1、B2、B6、B12、C、D3、E、K3、コリン、ナイアシン、パントテン酸、ビオチン、葉酸)、ミネラル類(亜鉛、カリウム、カルシウム、クロライド、セレン、鉄、銅、ナトリウム、マンガン、ヨウ素、リン)、アミノ酸類(メチオニン)、着色料(赤102、青2、黄4、黄5)、保存料(ソルビン酸K)、酸化防止剤(BHA、BHT、クエン酸)、pH調整剤

※ペディグリー公式サイトではドッグフードの原材料が掲載されていないため楽天市場に書かれている製品ラベルを元に作成しています。(楽天市場 参照 2019/11/29時点)

赤文字は物議をかもします。

粗灰分=8%, 粗繊維=5% (推定乾物繊維量=5.5%), 水分=10.5%

測定方法タンパク質脂質炭水化物
ラベル保証24%9.5%NA
乾物基準27%11%54%
熱量基準27%26%48%

このドッグフードの最初の原材料は穀類 (とうもろこし、米、小麦)です。とうもろこしは有害な成分ではありませんが、炭水化物と食物繊維を除けば犬にとってわずかな栄養しかありません。

米は白米だと仮定すると消化の良い炭水化物源です。犬が食べても問題ありません。しかし、ここでは白米なのか玄米なのか指定されていないので、この原材料を判断することはできません。

小麦はとうもろこしと同じ安価な炭水化物源であるためメーカーが好んで使う傾向にあります。

2番目の原材料は肉類 (チキンミール、家禽ミール、チキンエキス、チキン等)です。家禽ミールは羽毛、頭、足、内臓を除いた家禽の清潔な肉と皮と骨 (骨は含めても含めなくても良い) をレンダリングして乾燥させた肉の濃縮物です。チキンミールは単一の肉 (鶏肉) のみで作られた家禽ミールのことです。

レンダリングにより水分がほとんど除去されているので通常の生肉よりもはるかに高いタンパク質を含んでいます。

家禽ミールの“家禽”という言葉は動物の種類を明確にしていません。つまり匿名の混合肉ミールです。一般的に家禽ミールは鶏肉と七面鳥から作られますが、家禽という匿名なので評価を下す際に影響を与えます。

チキンエキスは鶏肉を水で煮込んで作るチキンスープのことで栄養価はそれほど高くありませんが、ドッグフードに風味と水分を与えます。

チキンは犬に必要な10種類の必須アミノ酸がすべて含まれている良質なタンパク質源です。

“等”の部分は何が使用されているのか分からない匿名の肉です。消費者に対する適切な情報提供の観点から不親切な記述方法です。

3番目の原材料は植物性タンパクです。由来する原材料が分からないので品質について判断できません。基本的に植物性タンパク質は動物性タンパク質よりも生物学的価値(BV)が劣っています。

植物由来の原材料は製品ラベルに記載されている総タンパク質量を著しく増加させることができるので肉の含有量を判断するときに考慮しなければいけません。

4番目の原材料は油脂類 (パーム油、大豆油、ひまわり油)です。パーム油はアブラヤシの果実から取れる植物油です。犬に毒性はありませんが、下剤効果があります。そして、肉や動物性脂肪と似ており、飽和脂肪酸と一価不飽和脂肪酸が大部分を占めています。必須脂肪酸の多価不飽和脂肪酸は少ないのでパーム油は通常、低品質の選択肢と見なされます。

大豆油はω-3脂肪酸が少なく、ω-6脂肪酸が多いので一般的に低品質の選択肢と見なされます。それに大豆アレルギーのことでさまざまな議論があります。精製された大豆油はアレルギーの原因になるタンパク質を含むことはありませんが、ここでは読者の注意を引き、自分で選択しやすいように赤文字にしています。

ひまわり油はω-6脂肪酸が多く、ω-3脂肪酸を含まないため、他の植物油脂であるキャノーラ油や亜麻仁油よりも栄養価が低いと考えられています。ただし、抗酸化作用のあるビタミンEが豊富です。

5番目の原材料はビートパルプです。甜菜 (サトウダイコン) に含まれる食物繊維です。ビートパルプはたびたび議論になります。安価にかさ増しできる不要物と非難する人もいれば、食物繊維が役に立つと言う人もいます。

ここでは賛否両論があることを伝えるだけで、適度な量であれば許容できる原材料だと考えます。

6番目の原材料はタンパク加水分解物です。タンパク質を化学的に個々のアミノ酸へと分解したものです。免疫システムが反応しなくなるほど小さく分解されているので低刺激性で一般的に食物アレルギー向けのドッグフードに含まれていることが多いです。動物性タンパク質または植物性タンパク質のどちらを使用しているのか不明です。

7番目の原材料は大豆です。大豆は最も完全な植物性タンパク質であり、肉や卵よりも手頃な価格のタンパク質源です。しかし、肉や卵よりも生物学的価値(BV)が低いです。

大豆は製品ラベルに記載されている総タンパク質量を著しく増加させ、安価なかさ増しとして利用されるため肉の含有量を判断するときに考慮しなければいけません。

大豆は人間にとって健康的で栄養が豊富だと考えられていますが、犬にとってはそうではありません。

8番目の原材料は野菜類 (にんじん、トマト等)です。にんじんはβカロテン、ミネラル、食物繊維が豊富です。トマトは炭水化物を多く含み、さまざまな栄養成分が豊富な健康野菜です。トマトに含まれるリコピンはビタミンEの100倍とも言われる強い抗酸化作用で老化現象・生活習慣病の予防に役立ちます。

“等”の部分は何が使用されているのか分からない匿名の野菜です。消費者に対する適切な情報提供の観点から不親切な記述方法です。

ここまで原材料をリストの上から順番に見てきました。この製品には他にも多くの原材料が含まれていますが、これよりも下に位置する原材料は評価に影響を与えそうにありません

ただし、5つの例外があります。

まず、ミルクパウダーです。牛乳はカルシウムやタンパク質、ビタミンなど非常に栄養素の高い飲み物です。ただし、牛乳は乳糖を含む (乳糖は熱を加えても損なわれないのでパウダーでも量は変わらない) ので、このドッグフードを犬に食べさせて、お腹が緩くなったり、下痢の症状がでたら乳糖不耐症の可能性があるので与えるのを止めてください。

次に、ビタミンK3です。ビタミンK3 (メナジオン)は溶血性貧血・核黄疸・高ビリルビン血症を誘発する可能性があります。それにAAFCOの栄養基準ではビタミンK3の必要量が記載されていないのでドッグフードに使用するのは疑問符が付きます。

そして、ミネラルはキレート化されているようには見えません。体がミネラルを吸収するときに効率が悪いことを意味します。キレート化されたミネラルは通常、高品質のドッグフードに含まれていることが多いです。

それから、着色料 (赤102、青2、黄4、黄5)です。犬は色覚が人間よりも劣ると言われています。そして、犬は視覚よりもずっと優れた嗅覚を持っているため、ドッグフードを美味しそうに彩ったところで犬の食欲増進にほとんど影響はありません。結局のところ人工着色料は飼い主を満足させるためだけに使われています。

最後に、BHA、BHTです。これらは2つとも高い酸化防止効果を持っています。しかし発ガン性が確認されている合成添加物でもあります。使用は違法ではありません。ペットフード安全法により含有量に制限があります。

ペディグリー それいけ! 小型犬 11歳から用 チキン入りの総合評価

ペディグリー それいけ! 小型犬 11歳から用 チキン入りは原材料だけで判断すると平均以下のドッグフードに見えます。

しかし、原材料の品質だけではなく、成分 (タンパク質・脂質・炭水化物) と肉の含有量も評価を下すために重要です。

乾物基準ではタンパク質が27%、脂質が11%、推定炭水化物が54%と判明しました。

脂質とタンパク質の比率は約41%です。

一般的なドライタイプのドッグフードと比較するとタンパク質は平均に近い、脂質は平均以下、炭水化物は平均以上。

植物性タンパク、大豆で総タンパク質を増加させることを考えると、このドッグフードは僅かな量の肉しか含んでいないように見えます。

ペディグリー それいけ! 小型犬 11歳から用 チキン入りは穀物を含んでいます。動物性タンパク質の供給源として僅かな量の家禽肉と“等”と書かれた匿名の肉を使用したドライタイプのドッグフードです。星2の評価を下しました。

おすすめしません。

このドッグフードにビタミンK3、BHA、BHTが含まれているのが残念です。これらの物議をかもす原材料が評価を下げる要因になりました。

評価はいぬわーんが推定した肉の含有量、脂質とタンパク質の比率、原材料の品質に基づいて決定しています。

ペディグリー それいけ! 小型犬 11歳から用 チキン入り

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グレインフリーと心臓病の潜在的な関係性

アメリカ食品医薬品局 (FDA) は2019年6月27日にグレインフリー (穀物を含まない) と拡張型心筋症との潜在的な関係について3回目の調査状況を発表しました。

詳しくは「FDAがグレインフリーと心臓病との潜在的な関連性を調査対象にする」をご覧ください。

おわりに

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