ニュートロ シュプレモ カロリーケア シニア犬用はいぬわーんで高評価の4つ星を獲得しました。
評価:
原材料
原材料:チキン、鶏レバー、サーモン、ターキー、ポークレバー、玄米、ラム、ニンジン、インゲン、フィッシュオイル、ホウレン草、ディル、ケール、ビタミン類、ミネラル類、増粘多糖類
赤字は物議をかもします。
粗灰分=3.5%以下, 粗繊維=0.7%以下 (推定乾物繊維量=3.9%), 水分=82%以下
測定方法 | タンパク質 | 脂質 | 炭水化物 |
保証分析値 | 6.5% | 5.5% | NA |
乾物基準 | 36.1% | 30.6% | 13.9% |
熱量基準 | 30% | 61.6% | 8.3% |
評価
ニュートロ シュプレモ カロリーケア シニア犬用は原材料だけで判断すると平均以上のドッグフードに見えます。
しかし、原材料の品質だけではなく、成分 (タンパク質・脂質・炭水化物) と肉の含有量も評価を下すために重要です。
ラベルの分析で乾物基準はタンパク質が36%、脂質が31%、推定炭水化物が14%と判明しました。
脂質とタンパク質の比率は約85%です。
一般的な成犬向けのウエットフードと比較するとタンパク質は平均以下、脂質は平均以上、炭水化物は平均以下。
シュプレモ ウエットフードすべてに言えますが、タンパク質に対して脂質の割合が非常に高いのでお肉で言う和牛みたいに脂身が多いです。シュプレモ ドライフードに混ぜて与える前提で考えたほうがいい製品でしょう。
子犬用以外には製品名にカロリーケアと名付けられていますが、このウエットフードは特別低カロリーではありません。同社製品のシュプレモ ドライフードに混ぜて適切な給餌量を与えるとドライフードだけを与えるよりも低カロリーになるといった製品です。ウエットフードはドライフードより低カロリーなので混ぜたら低カロリーになるのは別にシュプレモに限った話ではありません。
インゲンで総タンパク質を増加させることを考えても、このドッグフードは適度な量の肉を含んでいるように見えます。
ニュートロ シュプレモ カロリーケア シニア犬用は動物性タンパク質の供給源として適度な量のチキンを使用した穀物を含むウエットフードです。星4の評価を下しました。
とてもおすすめです。
評価はいぬわーんが推定した肉の含有量、脂質とタンパク質の比率、原材料の品質などの批評基準に基づいて決定しています。
グレインフリーと心臓病の潜在的な関係性
アメリカ食品医薬品局 (FDA) は2019年6月27日にグレインフリー (穀物を含まない) と拡張型心筋症との潜在的な関係について3回目の調査状況を発表しました。
詳しくは「FDAがグレインフリーと心臓病との潜在的な関連性を調査対象にする」をご覧ください。
おわりに
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履歴
2021/12/12 リニューアルを確認したので修正
旧 | 新 | |
原材料 | チキン、鶏レバー、チキンエキス、ホウレン草、トマト、ニンジン、卵、ラム、サーモン、ブルーベリー、リンゴ、亜麻仁、ひまわり油、チアシード、ココナッツ、パンプキン、ケール、ビタミン類、ミネラル類、増粘多糖類 | チキン、鶏レバー、サーモン、ターキー、ポークレバー、玄米、ラム、ニンジン、インゲン、フィッシュオイル、ホウレン草、ディル、ケール、ビタミン類、ミネラル類、増粘多糖類 |