日本ペットフード ビタワン 7歳以上

日本ペットフード ビタワン 7歳以上の批評(ドライ)

日本ペットフード ビタワン 7歳以上はいぬわーんで低評価の2つ星と判断されました。

評価:

日本ペットフード ビタワン 7歳以上

日本ペットフード ビタワン 7歳以上

日本ペットフード

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※シニア、 7歳以上向け

以下は同メーカーの関連商品です。ペットフードの表示に関する公正競争規約に則っている場合は、総合栄養食の表示とドッグフードが適応する成長段階が併記されています。

重要:大型犬の子犬のためにドッグフードを選ぶ場合は、成長段階が成長期とオールステージに該当していても「大型犬の子犬にとって安全であるか」を確認してください。

日本ペットフード ビタワン 7歳以上の原材料

原材料:穀類(トウモロコシ小麦ふすま小麦粉脱脂米糠コーングルテンフィード)、肉類(チキンミール、牛肉粉、豚肉粉、チキンレバーパウダー)、油脂類(動物性油脂植物性油脂(γ‐リノレン酸含む))、豆類(おから粉末大豆粉末)、ビール酵母(β-グルカン源)、ハーブ(タイム、ディル、フェンネル)、小魚粉末、野菜類(トマト、ニンジン、ホウレンソウ)、クランベリーパウダー、オリゴ糖、カゼインホスホペプチド、ミネラル類(カルシウム、リン、ナトリウム、クロライド、鉄、銅、マンガン、亜鉛、ヨウ素、コバルト)、ビタミン類(A、B2、B6、B12、D、E、パントテン酸、コリン)、酸化防止剤(ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物)、香料、グルコサミン、アミノ酸類(アルギニン、メチオニン)、バチルスサブチルス(活性菌)、コンドロイチン

赤文字は物議をかもします。

粗灰分=8%, 粗繊維=5% (推定乾物繊維量=5.5%), 水分=10%

測定方法タンパク質脂質炭水化物
ラベル保証17%7%NA
乾物基準19%8%65%
熱量基準20%20%61%

このドッグフードの最初の原材料は穀類(トウモロコシ、小麦ふすま、小麦粉、脱脂米糠、コーングルテンフィード)です。

とうもろこしは有害な成分ではありませんが、炭水化物と食物繊維を除けば犬にとってわずかな栄養しかありません。

小麦ふすまは小麦を製粉するときに除かれる皮の部分(外皮部と胚芽)です。主に牛の飼料として利用されています。食物繊維、タンパク質、ミネラルが豊富です。

小麦粉は小麦の表皮と胚芽を除いた胚乳部分を粉にしたものです。安価な炭水化物源であるためメーカーが好んで使う傾向にあります。

脱脂米糠は玄米を精製するときに発生する米糠を搾油した残りの搾油副産物(搾り滓)です。一般的に家畜飼料として使われています。

米糠は多くの穀物と同様にドッグフードのかさ増しとみなされる原材料です。

コーングルテンフィードはコーンスターチ、コーンシロップの製造時にできる副産物です。とても安価で一般的に牛の飼料に使われます。

コーングルテンフィードとコーングルテンミールは名前が似ていますが異なるものです。例えばタンパク質の含有量が異なります。コーングルテンフィードのタンパク質含有量はコーングルテンミールの約半分です。

グルテンは肉類と比較すると必須アミノ酸が劣っている植物性であり、消化性必須アミノ酸スコアが低いと考えられます。

2番目の原材料は肉類(チキンミール、牛肉粉、豚肉粉、チキンレバーパウダー)です。

チキンミールは羽毛、頭、足、内臓を除いた鶏の清潔な肉と皮と骨 (骨は含めても含めなくても良い) をレンダリングして乾燥させた肉の濃縮物です。

熱と圧力を加えて脂肪の分離と水分を取り除き、主にタンパク質とミネラルを残す製法のレンダリングにより通常の生肉よりもはるかに高いタンパク質を含んでいます。

牛肉粉と豚肉粉は牛肉と豚肉から水分を取り除いて粉状にしている濃縮物なので高濃度のタンパク質源です。

牛肉と豚肉は屠殺された牛・豚から得られる清潔な肉が使われており、骨格のある筋の部分、または舌、横隔膜、心臓、食道にある部分に限定されます。

ただし、人間向けに販売される生肉と同様に脂肪、毛、筋肉に付随する他の組織(脂肪・軟骨・腱・神経・血管など)が含まれる場合があります。骨は含まれていません。

チキンレバーパウダーは鶏レバーを脱水して粉末状にしたものです。鶏レバーは家禽屠殺による副産物ですが、由来する動物の名前と部位が分かっているので良質な原材料です。

3番目の原材料は油脂類(動物性油脂、植物性油脂)です。

動物性油脂は由来する動物の名前について言及がないので良質な油脂とは言えません。動物性油脂は4Dが含まれる可能性を否定できません。

4Dは肉の品質を表した言葉です。次の「1.死んでいる、2.死にかけている、3.病気にかかっている、4.障害を負っている」、これらの状態の肉のことを言います。

植物性油脂は具体的な原材料名が不明で植物性なことしか分かりません。油中のオメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸の含有量は不明です。

このような曖昧な記述名では品質を判断することは不可能です。しかし、一般的に植物性油脂は動物性脂肪よりも低品質であることが多いです。

4番目の原材料は豆類(おから粉末、大豆粉末)です。

おから粉末は大豆から豆腐を製造する過程の残渣物 (おから) から水分を取り除いて粉末状にしたものです。栄養価が非常に高く、不溶性繊維やタンパク質などが含まれます。

このタンパク質は肉や卵よりも消化性必須アミノ酸スコアが低いと予想されます。

そして製品ラベルに記載されている総タンパク質量を著しく増加させることができるので肉の含有量を判断するときに考慮しなければいけません。

大豆粉末は大豆から水分を取り除いて粉末状に粉砕したものです。大豆粉末は植物性タンパク質を多く含みますが、肉や卵よりも消化性必須アミノ酸スコアが低いので製品ラベルに記載されている総タンパク質量を著しく増加させ、安価なかさ増しとして利用されます。肉の含有量を判断するときに考慮しなければいけません。

5番目の原材料はビール酵母です。賛否両論です。ビール酵母はビール醸造で用済みになった酵母廃棄物ですが、ミネラルやビタミンBなど豊富な栄養素が含まれており、胃腸の働きを整えたり、体臭の変化によりダニやノミを寄せ付けない効果があると考えられています。

しかし、特定の犬はビール酵母にアレルギーを持っている可能性があります。ただ、あなたの犬がアレルギー症状を起こさない限り、ビール酵母は栄養価の高い添加物と見なすことができます。

ビール酵母にはタンパク質が含まれています。製品ラベルに記載されている総タンパク質量を増加させることができるので肉の含有量を判断するときに考慮しなければいけません。

6番目の原材料はハーブ(タイム、ディル、フェンネル)です。

タイムには強い殺菌作用のあるチモールという成分が含まれており、歯肉炎の予防に効果的です。

ディルは和名でイノンドと呼ばれるハーブです。消化促進(肉や魚と一緒に食べると胃もたれや動脈硬化を防ぐ)や口臭予防に効果があります。

フェンネルは和名で茴香 (ウイキョウ) と言い、消化促進や胃腸内にたまったガスの排出を助けてくれます。消化不良や便秘、お腹の張りの改善に効果的です。

7番目の原材料は小魚粉末です。小魚粉末は小魚を丸々摂取できるのでタンパク質とカルシウム、EPAとDHAを効率よくとれます。それに小魚はお出汁として使用されることから分かるように旨みをドッグフードに与えます。

8番目の原材料は野菜類(トマト、ニンジン、ホウレンソウ)です。

トマトは炭水化物を多く含み、さまざまな栄養成分が豊富な健康野菜です。トマトに含まれるリコピンはビタミンEの100倍とも言われる強い抗酸化作用で老化現象・生活習慣病の予防に役立ちます。

にんじんはβカロテン、ミネラル、食物繊維が豊富です

ほうれん草はビタミン、ミネラルなど、すべての栄養価が非常に高い緑黄色野菜です。

9番目の原材料はクランベリーパウダーです。クランベリーはビタミンC、繊維、カリウム、抗酸化物質などの優れた供給源です。

クランベリーはブドウと見た目が似ていますが、クランベリー (ツツジ科) とブドウ (ブドウ科) は異なる植物なので犬が食べても安全です。

10番目の原材料はオリゴ糖です。オリゴ糖はおそらく腸内細菌の栄養源となって善玉菌を増やすプレバイオティクスとして含まれています。

ここまで原材料をリストの上から順番に見てきました。この製品には他にも多くの原材料が含まれていますが、これよりも下に位置する原材料は評価に影響を与えそうにありません

ただし、2つの例外があります。

まず、ミネラルはキレート化されているようには見えません。体がミネラルを吸収するときに効率が悪いことを意味します。キレート化されたミネラルは通常、高品質のドッグフードに含まれていることが多いです。

最後に、バチルスサブチルスです。ビフィズス菌 (バチルスサブチルス) と、その餌となるオリゴ糖 (10番目の原材料) で腸内環境のバランスを整えて便秘や下痢、免疫機能の改善など健康的な身体づくりに役立ちます。これらの関係性はシンバイオティクス[1]と言います。

日本ペットフード ビタワン 7歳以上の総合評価

日本ペットフード ビタワン 7歳以上は原材料だけで判断すると平均以下のドッグフードに見えます。

しかし、原材料の品質だけではなく、成分 (タンパク質・脂質・炭水化物) と肉の含有量も評価を下すために重要です。

乾物基準ではタンパク質が19%、脂質が8%、推定炭水化物が65%と判明しました。

脂質とタンパク質の比率は約42%です。

一般的なドライタイプのドッグフードと比較するとタンパク質は平均以下、脂質は平均以下、炭水化物は平均以上。

コーングルテンフィード、脱脂大豆、おから粉末、大豆粉末、ビール酵母で総タンパク質を増加させることを考えると、このドッグフードは僅かな量の肉しか含んでいないように見えます。

また、このドッグフードに動物性油脂が含まれているのが残念です。この物議をかもす原材料が評価を下げる要因になります。

日本ペットフード ビタワン 7歳以上は穀物を含んでいます。

動物性タンパク質の供給源として僅かな量の動物の種類を説明する名前付きの肉類を使用したドライタイプのドッグフードです。星2の評価を下しました。

おすすめしません。

評価はいぬわーんが推定した肉の含有量、脂質とタンパク質の比率、原材料の品質などの批評基準に基づいて決定しています。

日本ペットフード ビタワン 7歳以上

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グレインフリーと心臓病の潜在的な関係性

アメリカ食品医薬品局 (FDA) は2019年6月27日にグレインフリー (穀物を含まない) と拡張型心筋症との潜在的な関係について3回目の調査状況を発表しました。

詳しくは「FDAがグレインフリーと心臓病との潜在的な関連性を調査対象にする」をご覧ください。

おわりに

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リコール等情報

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脚注

*1 腸内細菌学会,  シンバイオティクス (synbiotics)

-星2

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