日本ペットフード コンボ ドッグ 角切りビーフ・キャベツブレンド

日本ペットフード コンボ ドッグ 角切りビーフ・キャベツブレンドの批評(ドライ)

日本ペットフード コンボ ドッグ 角切りビーフ・キャベツブレンドはいぬわーんで低評価の2つ星と判断されました。

評価:

日本ペットフード コンボ ドッグ 角切りビーフ・キャベツブレンド

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日本ペットフード

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※成犬用

以下は同メーカーの関連商品です。ペットフードの表示に関する公正競争規約に則っている場合は、総合栄養食の表示とドッグフードが適応する成長段階が併記されています。

重要:大型犬の子犬のためにドッグフードを選ぶ場合は、成長段階が成長期とオールステージに該当していても「大型犬の子犬にとって安全であるか」を確認してください。

日本ペットフード コンボ ドッグ 角切りビーフ・キャベツブレンドの原材料

原材料:穀類(トウモロコシ小麦粉脱脂米糠コーングルテンフィード)、角切りビーフジャーキー、肉類(チキンミール、牛肉粉、豚肉粉、チキンレバーパウダー)、豆類(脱脂大豆大豆粉末)、油脂類(動物性油脂植物性油脂(オメガ-6脂肪酸含む))、野菜類(キャベツ調整品、キャベツ、大麦若葉、カボチャ、トマト、ニンジン、ブロッコリー、ホウレンソウ、モロヘイヤ)、ビール酵母、セレン酵母、小魚粉末、オリゴ糖、カゼインホスホペプチド、プロピレングリコール、ミネラル類(カルシウム、リン、ナトリウム、クロライド、鉄、銅、マンガン、亜鉛、ヨウ素、コバルト)、リンゴ酸、保存料(ソルビン酸カリウム、デヒドロ酢酸ナトリウム)、ビタミン類(A、B2、B6、B12、D、E、パントテン酸、コリン)、着色料(二酸化チタン、食用赤色102号、食用赤色106号、食用黄色4号、食用黄色5号、食用青色1号)、酸化防止剤(ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物)、グルコサミン、アミノ酸類(アルギニン、メチオニン)、コンドロイチン

赤文字は物議をかもします。

粗灰分=9%, 粗繊維=4% (推定乾物繊維量=5%), 水分=20%

測定方法タンパク質脂質炭水化物
ラベル保証20%7%NA
乾物基準25%9%57%
熱量基準26%22%52%

このドッグフードの最初の原材料は穀類(トウモロコシ、小麦粉、脱脂米糠、コーングルテンフィード)です。

とうもろこしは有害な成分ではありませんが、炭水化物と食物繊維を除けば犬にとってわずかな栄養しかありません。

小麦粉は小麦の表皮と胚芽を除いた胚乳部分を粉にしたものです。安価な炭水化物源であるためメーカーが好んで使う傾向にあります。

脱脂米糠は玄米を精製するときに発生する米糠を搾油した残りの搾油副産物(搾り滓)です。一般的に家畜飼料として使われています。

米糠は多くの穀物と同様にドッグフードのかさ増しとみなされる原材料です。

コーングルテンフィードはコーンスターチ、コーンシロップの製造時にできる副産物です。とても安価で一般的に牛の飼料に使われます。

コーングルテンフィードとコーングルテンミールは名前が似ていますが異なるものです。例えばタンパク質の含有量が異なります。コーングルテンフィードのタンパク質含有量はコーングルテンミールの約半分です。

グルテンは肉類と比較すると必須アミノ酸が劣っている植物性であり、消化性必須アミノ酸スコアが低いと考えられます。

2番目の原材料は角切りビーフジャーキーです。ジャーキーは乾燥肉のことなので高タンパク質です。ササミ部分を使用しているため低脂質なのも特徴です。

犬の総合栄養食に含まれているため塩や香辛料はほとんど使用されていません。

ジャーキーは乾物なので消化に多くの水と時間がかかり、消化不良を起こしやすいです。

3番目の原材料は肉類(チキンミール、牛肉粉、豚肉粉、チキンレバーパウダー)です。

チキンミールは羽毛、頭、足、内臓を除いた鶏の清潔な肉と皮と骨 (骨は含めても含めなくても良い) をレンダリングして乾燥させた肉の濃縮物です。

熱と圧力を加えて脂肪の分離と水分を取り除き、主にタンパク質とミネラルを残す製法のレンダリングにより通常の生肉よりもはるかに高いタンパク質を含んでいます。

牛肉粉と豚肉粉は牛肉と豚肉から水分を取り除いて粉状にしている濃縮物なので高濃度のタンパク質源です。

牛肉と豚肉は屠殺された牛・豚から得られる清潔な肉が使われており、骨格のある筋の部分、または舌、横隔膜、心臓、食道にある部分に限定されます。

ただし、人間向けに販売される生肉と同様に脂肪、毛、筋肉に付随する他の組織(脂肪・軟骨・腱・神経・血管など)が含まれる場合があります。骨は含まれていません。

チキンレバーパウダーは鶏レバーを脱水して粉末状にしたものです。鶏レバーは家禽屠殺による副産物ですが、由来する動物の名前と部位が分かっているので良質な原材料です。

4番目の原材料は豆類(脱脂大豆、大豆粉末)です。

脱脂大豆は大豆油の製造過程で生じる搾油副産物(搾り滓)です。一般的に家畜飼料として使われています。

脱脂大豆にはタンパク質が含まれていますが、この植物性タンパク質は肉や卵よりも消化性必須アミノ酸スコアが低いと予想されます。

そして製品ラベルに記載されている総タンパク質量を著しく増加させることができるので肉の含有量を判断するときに考慮しなければいけません。

大豆粉末は大豆から水分を取り除いて粉末状に粉砕したものです。大豆粉末は植物性タンパク質を多く含みますが、肉や卵よりも消化性必須アミノ酸スコアが低いので製品ラベルに記載されている総タンパク質量を著しく増加させ、安価なかさ増しとして利用されます。肉の含有量を判断するときに考慮しなければいけません。

5番目の原材料は油脂類(動物性油脂、植物性油脂)です。

動物性油脂は由来する動物の名前について言及がないので良質な油脂とは言えません。動物性油脂は4Dが含まれる可能性を否定できません。

4Dは肉の品質を表した言葉です。次の「1.死んでいる、2.死にかけている、3.病気にかかっている、4.障害を負っている」、これらの状態の肉のことを言います。

植物性油脂は具体的な原材料名が不明で植物性なことしか分かりません。油中のオメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸の含有量は不明です。

このような曖昧な記述名では品質を判断することは不可能です。しかし、一般的に植物性油脂は動物性脂肪よりも低品質であることが多いです。

6番目の原材料は野菜類(キャベツ調整品、キャベツ、大麦若葉、カボチャ、トマト、ニンジン、ブロッコリー、ホウレンソウ、モロヘイヤ)です。

キャベツ調整品はキャベツを加工調理または味付けしたものです。どのような加工または味付けをしたのか不明で評価を下せません。

その他の野菜は種類が多いので省略しますが、物議をかもす野菜は含まれていません。多様な栄養素を含んでいる健康的な野菜たちです。

7番目の原材料はビール酵母です。賛否両論です。ビール酵母はビール醸造で用済みになった酵母廃棄物ですが、ミネラルやビタミンBなど豊富な栄養素が含まれており、胃腸の働きを整えたり、体臭の変化によりダニやノミを寄せ付けない効果があると考えられています。

しかし、特定の犬はビール酵母にアレルギーを持っている可能性があります。ただ、あなたの犬がアレルギー症状を起こさない限り、ビール酵母は栄養価の高い添加物と見なすことができます。

ビール酵母にはタンパク質が含まれています。製品ラベルに記載されている総タンパク質量を増加させることができるので肉の含有量を判断するときに考慮しなければいけません。

8番目の原材料はセレン酵母です。セレン酵母 (セレニウム) は消化管癌のリスクを低下させる可能性を示す科学的データがあります。しかし、限定的でさらなる研究が必要とされています。[1] セレン酵母は亜セレン酵ナトリウムとは異なり、より安全と見なされています。

9番目の原材料は小魚粉末です。小魚粉末は小魚を丸々摂取できるのでタンパク質とカルシウム、EPAとDHAを効率よくとれます。それに小魚はお出汁として使用されることから分かるように旨みをドッグフードに与えます。

ここまで原材料をリストの上から順番に見てきました。この製品には他にも多くの原材料が含まれていますが、これよりも下に位置する原材料は評価に影響を与えそうにありません

ただし、5つの例外があります。

まず、オリゴ糖です。オリゴ糖はおそらく腸内細菌の栄養源となって善玉菌を増やすプレバイオティクスとして含まれています。

次に、プロピレングリコールです。保湿剤として半生フードを柔らかく湿った状態に保ちます。犬の半数致死量は〜9mL/kgです。低用量では毒性が低いのでアメリカ食品医薬品局でGRAS (食品添加物に与えられる安全基準合格証) とされ、一般に安全と認められています。[2,3]

しかし、犬は飼い主に与えられた食事しか口にできないので潜在的影響を考慮すると避けたほうがいいでしょう。

また、プロピレングリコールはペットフード安全法でキャットフードに使用するのが禁止されているので犬と一緒に猫を飼っている人は、この成分が含まれるドッグフードを避けたほうがいいです。

そして、ミネラルはキレート化されているようには見えません。体がミネラルを吸収するときに効率が悪いことを意味します。キレート化されたミネラルは通常、高品質のドッグフードに含まれていることが多いです。

それから、デヒドロ酢酸ナトリウムです。防腐剤・防カビ剤として加えられています。急性毒性があり、GHS分類は区分4で飲み込むと有害に該当しています。妊娠したラットとマウスに経口投与した実験では骨格変異と胎仔の死亡が増加した結果が出ています。[4]

最後に、着色料(二酸化チタン、食用赤色102号、食用赤色106号、食用黄色4号、食用黄色5号、食用青色1号)です。

二酸化チタンは白色の着色料です。この着色料は一部では安全な食品添加物であると主張する人もいますが、国際がん研究機関 (IARC) では「IARC発がん性リスク一覧」のグループ2B (ヒトに対する発癌性があると考えられる) に該当しています。

赤青黄色の着色料は不要です。犬は色覚が人間よりも劣ると言われています。そして、犬は視覚よりもずっと優れた嗅覚を持っているため、ドッグフードを美味しそうに彩ったところで犬の食欲増進にほとんど影響がありません。

着色料は飼い主を満足させるためだけに使われている不要物です。

日本ペットフード コンボ ドッグ 角切りビーフ・キャベツブレンドの総合評価

日本ペットフード コンボ ドッグ 角切りビーフ・キャベツブレンドは原材料だけで判断すると平均以下のドッグフードに見えます。

しかし、原材料の品質だけではなく、成分 (タンパク質・脂質・炭水化物) と肉の含有量も評価を下すために重要です。

乾物基準ではタンパク質が25%、脂質が9%、推定炭水化物が57%と判明しました。

脂質とタンパク質の比率は約36%です。

一般的なドライタイプのドッグフードと比較するとタンパク質は平均以下、脂質は平均以下、炭水化物は平均以上。

コーングルテンフィード、脱脂大豆、大豆粉末、ビール酵母で総タンパク質を増加させることを考えると、このドッグフードは僅かな量の肉しか含んでいないように見えます。

また、このドッグフードに動物性油脂、プロピレングリコール、デヒドロ酢酸ナトリウム、二酸化チタンが含まれているのが残念です。これらの物議をかもす原材料が評価を下げる要因になります。

日本ペットフード コンボ ドッグ 角切りビーフ・キャベツブレンドは穀物を含んでいます。

動物性タンパク質の供給源として僅かな量の動物の種類を説明する名前付きの肉類を使用したドライタイプのドッグフードです。星2の評価を下しました。

おすすめしません。

評価はいぬわーんが推定した肉の含有量、脂質とタンパク質の比率、原材料の品質などの批評基準に基づいて決定しています。

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グレインフリーと心臓病の潜在的な関係性

アメリカ食品医薬品局 (FDA) は2019年6月27日にグレインフリー (穀物を含まない) と拡張型心筋症との潜在的な関係について3回目の調査状況を発表しました。

詳しくは「FDAがグレインフリーと心臓病との潜在的な関連性を調査対象にする」をご覧ください。

おわりに

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ただし、一部のオンライン小売業者 (Amazon・楽天市場・Yahooショッピング) からはアフィリエイト紹介料を頂いています。

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そしてドッグフードの批評を行う際に金銭的な誘惑によって評価を下すことなく、公平かつ偏りのない判断を下すことにも繋がっています。

詳細については「免責事項」をご覧ください。

リコール等情報

ドッグフードの最新リコールをすべて確認したい場合はこちらの「ドッグフードのリコール等情報」をご覧ください。

脚注

*1 eJIM 厚生労働省『「統合医療」に係る情報発信等推進事業』, セレニウム

*2 PET POISON HELPLINE, Propylene Glycol

*3 MSD MANUAL Veterinary Manual, Propylene Glycol Toxicosis

*4 厚生労働省 職場のあんぜんサイト, デヒドロ酢酸ナトリウム

-星2

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