日本ペットフード ビューティープロ ドッグ 子犬用 12ヵ月頃まで

日本ペットフード ビューティープロ ドッグ 子犬用 12ヵ月頃までの批評(ドライ)

日本ペットフード ビューティープロ ドッグ 子犬用 12ヵ月頃まではいぬわーんで低評価の2つ星と判断されました。

評価:

日本ペットフード ビューティープロ ドッグ 子犬用 12ヵ月頃まで

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日本ペットフード

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※子犬用

以下は同メーカーの関連商品です。ペットフードの表示に関する公正競争規約に則っている場合は、総合栄養食の表示とドッグフードが適応する成長段階が併記されています。

重要:大型犬の子犬のためにドッグフードを選ぶ場合は、成長段階が成長期とオールステージに該当していても「大型犬の子犬にとって安全であるか」を確認してください。

日本ペットフード ビューティープロ ドッグ 子犬用 12ヵ月頃までの原材料

原材料:穀類(トウモロコシコーングルテンミール小麦粉小麦ブランライスブラングルテンフィード)、肉類(チキンミール、チキンレバーパウダー)、油脂類(植物性油脂(オメガ‐6脂肪酸含む)動物性油脂、共役リノール酸)、脱脂粉乳、魚介類(フィッシュエキスパウダー、マリンコラーゲン、小魚粉末(DHA、EPA/オメガ‐3脂肪酸源))、ビール酵母(β‐グルカン源)海藻粉末(DHA源)、糖類(オリゴ糖、エリスリトール)、カゼインホスホペプチド、果実類(クランベリーパウダー、ブルーベリーパウダー)、トマト(リコピン源)、L‐カルニチン、ミネラル類(カルシウム、リン、カリウム、ナトリウム、クロライド、鉄、銅、マンガン、グルコン酸亜鉛、硫酸亜鉛、ヨウ素、コバルト)、アミノ酸類(アルギニン、タウリン、メチオニン、リジン)、ビタミン類(A、B2、B6、B12、D、E、パントテン酸、コリン)、バチルスサブチルス(活性菌)、酸化防止剤(ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物)、グルコサミン、コンドロイチン、ヒアルロン酸

赤文字は物議をかもします。

粗灰分=8.5%, 粗繊維=2.5% (推定乾物繊維量=2.7%), 水分=10%

測定方法タンパク質脂質炭水化物
ラベル保証30%13%NA
乾物基準33%14%45%
熱量基準31%32%37%

このドッグフードの最初の原材料は穀類(トウモロコシ、コーングルテンミール、小麦粉、小麦ブラン、ライスブラン、グルテンフィード)です。

とうもろこしは有害な成分ではありませんが、炭水化物と食物繊維を除けば犬にとってわずかな栄養しかありません。

コーングルテンミールはとうもろこしからでん粉を取り除いたあとに残る副産物 (コーングルテン) の水分を取り除いて粉末状にしたものです。植物性タンパク質が豊富です。

基本的に植物性タンパク質は動物性タンパク質よりも消化性必須アミノ酸スコアが劣っており、製品ラベルに記載されている総タンパク質量を著しく増加させ、安価なかさ増しとして利用されます。肉の含有量を判断するときに考慮しなければいけません。

小麦粉は小麦の表皮と胚芽を除いた胚乳部分を粉にしたものです。安価な炭水化物源であるためメーカーが好んで使う傾向にあります。

小麦ブランは小麦を製粉するときに除かれる皮の部分(外皮部と胚芽)です。主に牛の飼料として利用されています。食物繊維、タンパク質、ミネラルが豊富です。

ライスブランはお米の皮の部分(外皮部と胚芽)です。食物繊維の含有量が多く、他にもビタミン、ミネラルなどが含まれます。

グルテンフィード(別名:コーングルテンフィード)はコーンスターチ、コーンシロップの製造時にできる副産物です。とても安価で一般的に牛の飼料に使われます。

コーングルテンフィードとコーングルテンミールは名前が似ていますが異なるものです。例えばタンパク質の含有量が異なります。コーングルテンフィードのタンパク質含有量はコーングルテンミールの約半分です。

グルテンは肉類と比較すると必須アミノ酸が劣っている植物性であり、消化性必須アミノ酸スコアが低いと考えられます。

2番目の原材料は肉類(チキンミール、チキンレバーパウダー)です。

チキンミールは羽毛、頭、足、内臓を除いた鶏の清潔な肉と皮と骨 (骨は含めても含めなくても良い) をレンダリングして乾燥させた肉の濃縮物です。

熱と圧力を加えて脂肪の分離と水分を取り除き、主にタンパク質とミネラルを残す製法のレンダリングにより通常の生肉よりもはるかに高いタンパク質を含んでいます。

チキンレバーパウダーは鶏レバーを脱水して粉末状にしたものです。鶏レバーは家禽屠殺による副産物ですが、由来する動物の名前と部位が分かっているので良質な原材料です。

3番目の原材料は油脂類(植物性油脂、動物性油脂、共役リノール酸)です。

植物性油脂は具体的な原材料名が不明で植物性なことしか分かりません。油中のオメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸の含有量は不明です。

このような曖昧な記述名では品質を判断することは不可能です。しかし、一般的に植物性油脂は動物性脂肪よりも低品質であることが多いです。

動物性油脂は由来する動物の名前について言及がないので良質な油脂とは言えません。動物性油脂は4Dが含まれる可能性を否定できません。

4Dは肉の品質を表した言葉です。次の「1.死んでいる、2.死にかけている、3.病気にかかっている、4.障害を負っている」、これらの状態の肉のことを言います。

共役リノール酸は不飽和脂肪酸の一種で、代謝率を高めて脂肪を燃焼させる効果を持っています。[1] このドッグフードには同様の効果 (肥満予防) があるL-カルニチンも含まれているのでより脂肪を分解する効果が期待できます。

4番目の原材料は脱脂粉乳です。脱脂粉乳は牛乳から脂肪分を取り除いたものですが、依然として乳製品です。犬に有害ではありませんが、このドッグフードを犬に食べさせて、お腹が緩くなったり、下痢の症状がでたら乳糖不耐症の可能性があるので与えるのを止めてください。

5番目の原材料は魚介類(フィッシュエキスパウダー、マリンコラーゲン、小魚粉末)です。

フィッシュエキスパウダーは魚を水で煮込んで作る魚スープを粉末化したものです。フィッシュは種を指していないので栄養価に関しては不明ですが、ドッグフードに魚風味を与えます。

マリンコラーゲンは海洋生物由来のコラーゲンで魚鱗、魚骨、魚皮から取れます。動物性コラーゲンよりも吸収されやすい特徴があります。

コラーゲンは体内のあらゆる組織に存在し、細胞と細胞を繋ぐ接着剤のような役割を担っています。

また、骨・軟骨・関節・腱などの必須構成要素でもあるため股関節異形成や関節炎の改善に役立ちます。

小魚粉末は小魚を丸々摂取できるのでタンパク質とカルシウム、EPAとDHAを効率よくとれます。それに小魚はお出汁として使用されることから分かるように旨みをドッグフードに与えます。

6番目の原材料はビール酵母です。賛否両論です。ビール酵母はビール醸造で用済みになった酵母廃棄物ですが、ミネラルやビタミンBなど豊富な栄養素が含まれており、胃腸の働きを整えたり、体臭の変化によりダニやノミを寄せ付けない効果があると考えられています。

しかし、特定の犬はビール酵母にアレルギーを持っている可能性があります。ただ、あなたの犬がアレルギー症状を起こさない限り、ビール酵母は栄養価の高い添加物と見なすことができます。

ビール酵母にはタンパク質が含まれています。製品ラベルに記載されている総タンパク質量を増加させることができるので肉の含有量を判断するときに考慮しなければいけません。

7番目の原材料は海藻粉末です。海藻はマグネシウム、ヨウ素、カルシウム、鉄、亜鉛などのミネラルを含んでいますが、粉末化された海藻は安価な炭水化物源として利用されます。海藻の炭水化物はほとんどが水溶性食物繊維です。

8番目の原材料は糖類(オリゴ糖、エリスリトール)です。

オリゴ糖はおそらく腸内細菌の栄養源となって善玉菌を増やすプレバイオティクスとして含まれています。

エリスリトールは糖アルコールの甘味料です。しかし、カロリーがほとんどなく、非う蝕性で歯垢、虫歯、口腔細菌を減らすことが示されています。大量に摂取するとお腹が緩くなることがあります。

9番目の原材料はカゼインホスホペプチド(CPP)です。CPPは小腸でカルシウムとリン酸が結合するのを防ぎます。カルシウムと結合するリン酸の量が減少することでカルシウムが体内に吸収されやすい状態にします。

10番目の原材料は果実類(クランベリーパウダー、ブルーベリーパウダー)です。

クランベリーはビタミンC、繊維、カリウム、抗酸化物質などの優れた供給源です。

ブルーベリーパウダーはビタミンC、繊維、抗酸化物質などの優れた供給源です。

ブルーベリーはブドウと見た目が似ていますが、ブルーベリー (ツツジ科) とブドウ (ブドウ科) は異なる植物なので犬が食べても安全です。

ここまで原材料をリストの上から順番に見てきました。この製品には他にも多くの原材料が含まれていますが、これよりも下に位置する原材料は評価に影響を与えそうにありません

ただし、3つの例外があります。

まず、ミネラルはキレート化されているようには見えません。体がミネラルを吸収するときに効率が悪いことを意味します。キレート化されたミネラルは通常、高品質のドッグフードに含まれていることが多いです。

次に、タウリンです。タウリンは心臓機能の維持をサポートするアミノ酸です。タウリンはAAFCOの栄養基準で犬にとって非必須アミノ酸となっていますが、一部の犬種では体内で十分に生成できていない可能性が指摘されています。

タウリンを原材料に加えているところを見ると特別な配慮を感じます。なお、タウリン欠乏症は穀物を含まないドッグフードを食べている犬がよりなりやすいと考えられています。

最後に、バチルスサブチルスです。ビフィズス菌 (バチルスサブチルス) と、その餌となるオリゴ糖 (8番目の原材料) で腸内環境のバランスを整えて便秘や下痢、免疫機能の改善など健康的な身体づくりに役立ちます。これらの関係性はシンバイオティクス[2]と言います。

日本ペットフード ビューティープロ ドッグ 子犬用 12ヵ月頃までの総合評価

日本ペットフード ビューティープロ ドッグ 子犬用 12ヵ月頃までは原材料だけで判断すると平均以下のドッグフードに見えます。

しかし、原材料の品質だけではなく、成分 (タンパク質・脂質・炭水化物) と肉の含有量も評価を下すために重要です。

乾物基準ではタンパク質が33%、脂質が14%、推定炭水化物が45%と判明しました。

脂質とタンパク質の比率は約42%です。

一般的なドライタイプのドッグフードと比較するとタンパク質は平均以上、脂質は平均に近い、炭水化物は平均以下。

コーングルテンミール、グルテンフィード、ビール酵母で総タンパク質を増加させることを考えても、このドッグフードは適度な量の肉を含んでいるように見えます。

しかし、このドッグフードに動物性油脂が含まれているのが残念です。この物議をかもす原材料が評価を下げる要因になります。

日本ペットフード ビューティープロ ドッグ 子犬用 12ヵ月頃までは穀物を含んでいます。動物性タンパク質の供給源として適度な量の動物の種類を説明する名前付きの肉類を使用したドライタイプのドッグフードです。星2の評価を下しました。

おすすめしません。

評価はいぬわーんが推定した肉の含有量、脂質とタンパク質の比率、原材料の品質などの批評基準に基づいて決定しています。

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グレインフリーと心臓病の潜在的な関係性

アメリカ食品医薬品局 (FDA) は2019年6月27日にグレインフリー (穀物を含まない) と拡張型心筋症との潜在的な関係について3回目の調査状況を発表しました。

詳しくは「FDAがグレインフリーと心臓病との潜在的な関連性を調査対象にする」をご覧ください。

おわりに

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脚注

*1 VCA Hospitals, Supplements - Weight Loss

*2 腸内細菌学会,  シンバイオティクス (synbiotics)

-星2

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