ペットライン プッチーヌ motto motto ドライ 1歳から 低脂肪 小魚&豆腐入りの批評(ドライ)

日清ペットフード プッチーヌ motto motto ドライ 1歳から 低脂肪 小魚&豆腐入り

ペットライン プッチーヌ motto motto ドライ 1歳から 低脂肪 小魚&豆腐入りはいぬわーんで最低評価の1つ星と判断されました。

評価:

ペットライン プッチーヌ motto motto ドライ 1歳から 低脂肪 小魚&豆腐入り

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Nisshin Pet Food

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※成犬用

以下は同メーカーの関連商品です。ペットフードの表示に関する公正競争規約に則っている場合は、総合栄養食の表示とドッグフードが適応する成長段階が併記されています。

重要:大型犬の子犬のためにドッグフードを選ぶ場合は、成長段階が成長期とオールステージに該当していても「大型犬の子犬にとって安全であるか」を確認してください。

ペットライン プッチーヌ motto motto ドライ 1歳から 低脂肪 小魚&豆腐入りの原材料

原材料:穀類(小麦粉ホミニーフィードとうもろこし/米粉/コーングルテンミール脱脂米糠)/肉類(ミートミール/チキンミール/鶏肉/チキンレバーパウダー/鶏ささみ/鶏レバー)/油脂類(ビーフオイル/フィッシュオイル/米胚芽油)/大豆ミール/魚介類(フィッシュミール/いりこ/煮干粉/魚肉抽出物)/ビートパルプ砂糖/脱脂粉乳/豆腐/オリゴ糖/野菜類(キャベツパウダー/にんじんパウダー/ほうれん草パウダー/かぼちゃパウダー)/クロレラ/β-グルカン/グルコサミン/クローブ/バジル/ローズマリー/ミネラル類(カルシウム/リン/カリウム/ナトリウム/塩素/銅/マンガン/亜鉛/ヨウ素/コバルト)/加工でんぷん/グリセリン/プロピレングリコール/ソルビトール/保存料(ソルビン酸カリウム/デヒドロ酢酸ナトリウム)/ビタミン類(A/D/E/B2/B12/パントテン酸/コリン)/着色料(二酸化チタン/食用黄色4号/食用赤色3号/食用青色1号/食用黄色5号/食用赤色102号/食用赤色106号)/リン酸塩(Na)/pH調整剤/香料/発色剤(亜硝酸ナトリウム)/酸化防止剤(ローズマリー抽出物)

赤文字は物議をかもします。

粗灰分=9%, 粗繊維=5% (推定乾物繊維量=5.6%), 水分=12%

測定方法タンパク質脂質炭水化物
ラベル保証20%10%NA
乾物基準23%11%56%
熱量基準23%28%50%

このドッグフードの最初の原材料は穀類(小麦粉/ホミニーフィード/とうもろこし/米粉/コーングルテンミール/脱脂米糠)です。

小麦粉は小麦の表皮と胚芽を除いた胚乳部分を粉にしたものです。安価な炭水化物源であるためメーカーが好んで使う傾向にあります。

ホミニーフィードはとうもろこしのフスマ・胚芽・でん粉質の混合物です。一般的に牛の飼料として使われ、飼料価値はとうもろこしと大差ありません。

とうもろこしは有害な成分ではありませんが、炭水化物と食物繊維を除けば犬にとってわずかな栄養しかありません。

米粉は小麦粉のグルテンを含まない代替品と考えられます。しかも腹持ちが小麦粉より良いです。

コーングルテンミールはとうもろこしからでん粉を取り除いたあとに残る副産物 (コーングルテン) の水分を取り除いて粉末状にしたものです。植物性タンパク質が豊富です。

基本的に植物性タンパク質は動物性タンパク質よりも生物学的価値(BV)が劣っており、製品ラベルに記載されている総タンパク質量を著しく増加させ、安価なかさ増しとして利用されます。肉の含有量を判断するときに考慮しなければいけません。

脱脂米糠は玄米を精製するときに発生する米糠を搾油した残りの搾油副産物(搾り滓)です。一般的に家畜飼料として使われています。

米糠は多くの穀物と同様にドッグフードのかさ増しとみなされる原材料です。

2番目の原材料は肉類(ミートミール/チキンミール/鶏肉/チキンレバーパウダー/鶏ささみ/鶏レバー)です。

ミートミールは哺乳類由来の肉粉で血液、毛、蹄、皮、糞尿、胃および第一胃の内容物は含んでいません。

ミートミールは例えばチキンミールのように種を指定していないのでいくつかの哺乳類の組み合わせで作られています。

このような混合物は食物アレルゲンの特定を困難にするため高品質の原材料と見なされません。

チキンミールは羽毛、頭、足、内臓を除いた鶏の清潔な肉と皮と骨 (骨は含めても含めなくても良い) をレンダリングして乾燥させた肉の濃縮物です。

熱と圧力を加えて脂肪の分離と水分を取り除き、主にタンパク質とミネラルを残す製法のレンダリングにより通常の生肉よりもはるかに高いタンパク質を含んでいます。

鶏肉は鶏の清潔な肉と皮です。骨の有無は問われません。羽毛、頭、足、内臓は含まれていません。人間用に売られている丸焼き用の内臓処理等を施された鶏と同じです。

チキンレバーパウダーは鶏レバーを脱水して粉末状にしたものです。鶏レバーは家禽屠殺による副産物ですが、由来する動物の名前と部位が分かっているので良質な原材料です。

鶏ささみは高タンパク・低カロリーの代名詞とも言える食材です。

3番目の原材料は油脂類(ビーフオイル/フィッシュオイル/米胚芽油)です。

ビーフオイルは飽和脂肪酸と一価不飽和脂肪酸が大部分を占めます。必須脂肪酸の多価不飽和脂肪酸は少ないため栄養的価値は低いです。しかし、嗜好性を高めます。

フィッシュオイルはEPAやDHAのようなオメガ3脂肪酸が豊富に含まれています。由来する魚の名前が不明ですが、魚油の鮮度と純度によって犬に良質な栄養を与えます。

米胚芽油は米の胚芽から搾油される植物油です。オメガ3脂肪酸が少なく、オメガ6脂肪酸が多いので栄養価は限定的です。抗酸化作用のあるビタミンEが豊富です。

4番目の原材料は大豆ミールです。大豆ミールは大豆油の製造過程で生じる搾油副産物(搾り滓)です。一般的に家畜飼料として使われています。

大豆ミールにはタンパク質が含まれていますが、この植物性タンパク質は肉や卵よりも生物学的価値(BV)が低いと予想されます。

そして製品ラベルに記載されている総タンパク質量を著しく増加させることができるので肉の含有量を判断するときに考慮しなければいけません。

5番目の原材料は魚介類(フィッシュミール/いりこ/煮干粉/魚肉抽出物)です。

フィッシュミールは魚をレンダリングして乾燥させた肉の濃縮物です。レンダリングにより水分がほとんど除去されているので通常の生魚よりもはるかに高いタンパク質を含んでいます。

フィッシュは由来する魚の名称を省略しており、匿名の魚であることを意味しています。一概に魚といっても含まれる栄養素は異なるので魚種が明らかになっていたほうが評価を下す際により良い影響を与えたでしょう。

いりこと煮干粉は小魚の骨まで摂取できるのでカルシウムが豊富に含まれます。それに小魚はお出汁として使用されることから分かるように旨みをドッグフードに与えます。

魚肉抽出物は魚の缶詰および魚油搾取時の副産物です。魚の油分を回収するために水を加えて遠心分離し、油分層と水溶層に分けて上澄みの油分層を取り除いた後に残る沈殿した水溶層を濃縮したのが魚肉抽出物です。

その性質上タンパク質が多く含まれており、水溶性ビタミンも豊富です。タンパク質含有量は加工される魚種によって変わります。

6番目の原材料はビートパルプです。ビートパルプは甜菜 (サトウダイコン) に含まれる食物繊維です。ビートパルプはたびたび議論になります。安価にかさ増しできる不要物と非難する人もいれば、食物繊維が役に立つと言う人もいます。

ここでは賛否両論があることを伝えるだけで、適度な量であれば許容できる原材料だと考えます。

7番目の原材料は砂糖です。砂糖はグリセミック指数 (食後血糖値の上昇を示す指標) が高いため血糖値に悪影響を与えます。また、健康 (糖尿病、肥満) と歯の問題につながる可能性があります。

8番目の原材料は脱脂粉乳です。脱脂粉乳は牛乳から脂肪分を取り除いたものですが、依然として乳製品です。犬に有害ではありませんが、このドッグフードを犬に食べさせて、お腹が緩くなったり、下痢の症状がでたら乳糖不耐症の可能性があるので与えるのを止めてください。

9番目の原材料は豆腐です。豆乳に苦汁を加えて固めた大豆の加工食品です。大豆は最も完全な植物性タンパク質であり、肉や卵よりも手頃な価格のタンパク質源です。

しかし、豆腐は肉や卵よりも生物学的価値(BV)が低いので製品ラベルに記載されている総タンパク質量を著しく増加させ、安価なかさ増しとして利用されます。肉の含有量を判断するときに考慮しなければいけません。

10番目の原材料はオリゴ糖です。オリゴ糖はおそらく腸内細菌の栄養源となって善玉菌を増やすプレバイオティクスとして含まれています。

ここまで原材料をリストの上から順番に見てきました。この製品には他にも多くの原材料が含まれていますが、これよりも下に位置する原材料は評価に影響を与えそうにありません

ただし、7つの例外があります。

まず、クロレラです。緑藻類の一種でタンパク質が約60%を占めており、その他にも各種ビタミン、ミネラルを含んでいます。

植物性タンパク質には珍しく犬に必要な10種類の必須アミノ酸がすべて高比率で含まれているため高品質の原材料です。

クロロフィルを含むので口臭を抑制する効果もあります。

次に、クローブです。クローブにはオイゲノールと呼ばれる成分が含まれています。オイゲノールは抗酸化作用や殺菌作用があるため歯周病、歯肉炎などの予防に効果的です。

しかし、一方で犬に毒性があることでも知られています。ただし、ごく少量であれば犬に害を及ぼす可能性はほとんどありません。

そして、ミネラルはキレート化されているようには見えません。体がミネラルを吸収するときに効率が悪いことを意味します。キレート化されたミネラルは通常、高品質のドッグフードに含まれていることが多いです。

それから、プロピレングリコールです。保湿剤として半生フードを柔らかく湿った状態に保ちます。犬の半数致死量は〜9mL/kgです。低用量では毒性が低いのでアメリカ食品医薬品局でGRAS (食品添加物に与えられる安全基準合格証) とされ、一般に安全と認められています。[1,2]

しかし、犬は飼い主に与えられた食事しか口にできないので潜在的影響を考慮すると避けたほうがいいでしょう。

また、プロピレングリコールはペットフード安全法でキャットフードに使用するのが禁止されているので犬と一緒に猫を飼っている人は、この成分が含まれるドッグフードを避けたほうがいいです。

次に、デヒドロ酢酸ナトリウムです。防腐剤・防カビ剤として加えられています。急性毒性があり、GHS分類は区分4で飲み込むと有害に該当しています。妊娠したラットとマウスに経口投与した実験では骨格変異と胎仔の死亡が増加した結果が出ています。[3]

日本では人用だとチーズ、バター、マーガリンのみに0.50g/kgの範囲内で使用が認められています。アメリカでは切ったかぼちゃの保存料として残存量が65ppmを超えない範囲で使用できます。

日本とアメリカ以外のほとんどの国ではデヒドロ酢酸ナトリウムの使用が禁止されています。

次に、着色料(二酸化チタン/食用黄色4号/食用赤色3号/食用青色1号/食用黄色5号/食用赤色102号/食用赤色106号)です。

二酸化チタンは白色の着色料です。この着色料は一部では安全な食品添加物であると主張する人もいますが、国際がん研究機関 (IARC) では「IARC発がん性リスク一覧」のグループ2B (ヒトに対する発癌性があると考えられる) に該当しています。

赤青黄色の着色料は不要です。犬は色覚が人間よりも劣ると言われています。そして、犬は視覚よりもずっと優れた嗅覚を持っているため、ドッグフードを美味しそうに彩ったところで犬の食欲増進にほとんど影響がありません。

着色料は飼い主を満足させるためだけに使われている不要物です。

最後に、亜硝酸ナトリウムです。亜硝酸ナトリウムは変色を防ぎ、鮮やかな色を保つ発色剤として食品添加物に指定されています。ボツリヌス菌の繁殖を抑制する効果がある一方でメトヘモグロビン血症によりチアノーゼを引き起こす可能性であったり、発ガン性のあるニトロソアミンの生成と関連しています。ペットフード安全法では使用基準 (上限値100μg/g) が設定されています。

ペットライン プッチーヌ motto motto ドライ 1歳から 低脂肪 小魚&豆腐入りの総合評価

ペットライン プッチーヌ motto motto ドライ 1歳から 低脂肪 小魚&豆腐入りは原材料だけで判断すると平均以下のドッグフードに見えます。

しかし、原材料の品質だけではなく、成分 (タンパク質・脂質・炭水化物) と肉の含有量も評価を下すために重要です。

乾物基準ではタンパク質が23%、脂質が11%、推定炭水化物が56%と判明しました。

脂質とタンパク質の比率は約48%です。

一般的なドライタイプのドッグフードと比較するとタンパク質は平均以下、脂質は平均以下、炭水化物は平均以上。

コーングルテンミール、大豆ミール、豆腐で総タンパク質を増加させることを考えると、このドッグフードは僅かな量の肉しか含んでいないように見えます。

また、このドッグフードにミートミール、プロピレングリコール、デヒドロ酢酸ナトリウム、二酸化チタン、亜硝酸ナトリウムが含まれているのが残念です。これらの物議をかもす原材料が評価を下げる要因になります。

ペットライン プッチーヌ motto motto ドライ 1歳から 低脂肪 小魚&豆腐入りは穀物を含んでいます。動物性タンパク質の供給源として僅かな量のミートミールと鶏に関連する肉類を使用したドライタイプのドッグフードです。星1の評価を下しました。

おすすめしません。

評価はいぬわーんが推定した肉の含有量、脂質とタンパク質の比率、原材料の品質などの批評基準に基づいて決定しています。

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グレインフリーと心臓病の潜在的な関係性

アメリカ食品医薬品局 (FDA) は2019年6月27日にグレインフリー (穀物を含まない) と拡張型心筋症との潜在的な関係について3回目の調査状況を発表しました。

詳しくは「FDAがグレインフリーと心臓病との潜在的な関連性を調査対象にする」をご覧ください。

おわりに

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そしてドッグフードの批評を行う際に金銭的な誘惑によって評価を下すことなく、公平かつ偏りのない判断を下すことにも繋がっています。

詳細については「免責事項」をご覧ください。

リコール等情報

ドッグフードの最新リコールをすべて確認したい場合はこちらの「ドッグフードのリコール等情報」をご覧ください。


以下のリストはペットラインが過去にドッグフードをリコールした際の情報です。リコール情報は2019年から記録を取り始めています。

脚注

*1 PET POISON HELPLINE, Propylene Glycol

*2 MSD MANUAL Veterinary Manual, Propylene Glycol Toxicosis

*3 厚生労働省 職場のあんぜんサイト, デヒドロ酢酸ナトリウム