ペットライン JPスタイルゴールド 和の究み 小粒 11歳からの批評(ドライ)

日清ペットフード JPスタイルゴールド 和の究み 小粒 11歳から

ペットライン JPスタイルゴールド 和の究み 小粒 11歳からはいぬわーんで中間評価の3つ星と判断されました。

評価:

ペットライン JPスタイルゴールド 和の究み 小粒 11歳から

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Nisshin Pet Food

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※シニア犬 11歳以上向け

以下は同メーカーの関連商品です。ペットフードの表示に関する公正競争規約に則っている場合は、総合栄養食の表示とドッグフードが適応する成長段階が併記されています。

重要:大型犬の子犬のためにドッグフードを選ぶ場合は、成長段階が成長期とオールステージに該当していても「大型犬の子犬にとって安全であるか」を確認してください。

ペットライン JPスタイルゴールド 和の究み 小粒 11歳からの原材料

原材料:小麦全粒粉/中白糠/チキンミール/脱脂大豆/ビーフオイル/ビートパルプホミニーフィード/フィッシュオイル/ビール酵母/チキンレバーパウダー/オリゴ糖/β-グルカン/脱脂米糠/N-アセチルグルコサミン/クロレラ/フィッシュコラーゲン/有胞子性乳酸菌/CoQ10/ミネラル類(カルシウム/カリウム/ナトリウム/塩素/銅/亜鉛/ヨウ素)/ビタミン類(A/D/E/B1/B2/B6/B12/パントテン酸/ナイアシン/コリン/イノシトール)/酸化防止剤(ローズマリー抽出物)

赤文字は物議をかもします。

粗灰分=8%, 粗繊維=5% (推定乾物繊維量=5.5%), 水分=10%

測定方法タンパク質脂質炭水化物
ラベル保証20%10%NA
乾物基準22%11%58%
熱量基準22%27%51%

このドッグフードの最初の原材料は小麦全粒粉です。小麦全粒粉は小麦の胚乳・表皮・胚芽を分割せずにすべて粉末状にしたものです。通常の小麦と比べてフスマが入っているので食物繊維が多くなっています。

2番目の原材料は中白糠です。玄米を85%だけ精米し、白米の一歩手前にとどめた状態を指します。通常の白米よりも外皮、胚芽、糠が残っているのでビタミンやミネラル、食物繊維が多く含まれます。

3番目の原材料はチキンミールです。チキンミールは羽毛、頭、足、内臓を除いた鶏の清潔な肉と皮と骨 (骨は含めても含めなくても良い) をレンダリングして乾燥させた肉の濃縮物です。

熱と圧力を加えて脂肪の分離と水分を取り除き、主にタンパク質とミネラルを残す製法のレンダリングにより通常の生肉よりもはるかに高いタンパク質を含んでいます。

4番目の原材料は脱脂大豆です。脱脂大豆(大豆ミール)は大豆油の製造過程で生じる搾油副産物(搾り滓)です。一般的に家畜飼料として使われています。

脱脂大豆にはタンパク質が含まれていますが、この植物性タンパク質は肉や卵よりも生物学的価値(BV)が低いと予想されます。

そして製品ラベルに記載されている総タンパク質量を著しく増加させることができるので肉の含有量を判断するときに考慮しなければいけません。

5番目の原材料はビーフオイルです。ビーフオイルは飽和脂肪酸と一価不飽和脂肪酸が大部分を占めます。必須脂肪酸の多価不飽和脂肪酸は少ないため栄養的価値は低いです。しかし、嗜好性を高めます。

6番目の原材料はビートパルプです。甜菜 (サトウダイコン) に含まれる食物繊維です。ビートパルプはたびたび議論になります。安価にかさ増しできる不要物と非難する人もいれば、食物繊維が役に立つと言う人もいます。

ここでは賛否両論があることを伝えるだけで、適度な量であれば許容できる原材料だと考えます。

7番目の原材料はホミニーフィードです。とうもろこしのフスマ・胚芽・でん粉質の混合物です。一般的に牛の飼料として使われ、飼料価値はとうもろこしと大差ありません。

8番目の原材料はフィッシュオイルです。フィッシュオイルにはEPAやDHAのようなオメガ3脂肪酸が豊富に含まれています。由来する魚の名前が不明ですが、魚油の鮮度と純度によって犬に良質な栄養を与えます。

9番目の原材料はビール酵母です。賛否両論です。ビール酵母はビール造りで用済みになった酵母廃棄物ですが、ミネラルやビタミンBなど豊富な栄養素が含まれており、胃腸の働きを整えたり、ダニやノミを寄せ付けない効果があると考えられています。

しかし、特定の犬はビール酵母にアレルギーを持っている可能性があります。ただ、あなたの犬がアレルギー症状を起こさない限り、ビール酵母は栄養価の高い添加物と見なすことができます。

ビール酵母にはタンパク質が含まれています。製品ラベルに記載されている総タンパク質量を増加させることができるので肉の含有量を判断するときに考慮しなければいけません。

10番目の原材料はチキンレバーパウダーです。鶏のレバーを脱水して粉末状にしたものです。チキンレバーは家禽屠殺による副産物ですが、由来する動物の名前と部位が分かっているので良質な原材料です。

ここまで原材料をリストの上から順番に見てきました。この製品には他にも多くの原材料が含まれていますが、これよりも下に位置する原材料は評価に影響を与えそうにありません

ただし、5つの例外があります。

まず、オリゴ糖有胞子性乳酸菌です。

乳酸菌と、その餌となるオリゴ糖で腸内環境のバランスを整えて便秘や下痢、免疫機能の改善など健康的な身体づくりに役立ちます。これらの関係性はシンバイオティクス[1]と言います。

次に、脱脂米糠です。脱脂米糠は玄米を精製するときに発生する米糠を搾油した残りの搾油副産物(搾り滓)です。一般的に家畜飼料として使われています。

米糠は多くの穀物と同様にドッグフードのかさ増しとみなされる原材料です。

そして、クロレラです。緑藻類の一種でタンパク質が約60%を占めており、その他にも各種ビタミン、ミネラルを含んでいます。

植物性タンパク質には珍しく犬に必要な10種類の必須アミノ酸がすべて高比率で含まれているため高品質の原材料です。

クロロフィルを含むので口臭を抑制する効果もあります。

それから、CoQ10です。コエンザイムQ10は肉類や魚介類などの食品に含まれている脂溶性の物質です。心臓病の発生率を減少させる効果があります。[2]

最後に、ミネラルはキレート化されているようには見えません。体がミネラルを吸収するときに効率が悪いことを意味します。キレート化されたミネラルは通常、高品質のドッグフードに含まれていることが多いです。

ペットライン JPスタイルゴールド 和の究み 小粒 11歳からの総合評価

ペットライン JPスタイルゴールド 和の究み 小粒 11歳からは原材料だけで判断すると平均的なドッグフードに見えます。

しかし、原材料の品質だけではなく、成分 (タンパク質・脂質・炭水化物) と肉の含有量も評価を下すために重要です。

乾物基準ではタンパク質が22%、脂質が11%、推定炭水化物が58%と判明しました。

脂質とタンパク質の比率は約50%です。

一般的なドライタイプのドッグフードと比較するとタンパク質は平均以下、脂質は平均以下、炭水化物は平均以上。

脱脂大豆、ビール酵母で総タンパク質を増加させることを考えると、このドッグフードは僅かな量の肉しか含んでいないように見えます。

ペットライン JPスタイルゴールド 和の究み 小粒 11歳からは穀物を含んでいます。動物性タンパク質の供給源として僅かな量のチキンミールを使用したドライタイプのドッグフードです。星3の評価を下しました。

少しおすすめです。

評価はいぬわーんが推定した肉の含有量、脂質とタンパク質の比率、原材料の品質などの批評基準に基づいて決定しています。

ペットライン JPスタイルゴールド 和の究み 小粒 11歳から

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グレインフリーと心臓病の潜在的な関係性

アメリカ食品医薬品局 (FDA) は2019年6月27日にグレインフリー (穀物を含まない) と拡張型心筋症との潜在的な関係について3回目の調査状況を発表しました。

詳しくは「FDAがグレインフリーと心臓病との潜在的な関連性を調査対象にする」をご覧ください。

おわりに

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ただし、一部のオンライン小売業者 (Amazon・楽天市場・Yahooショッピング) からはアフィリエイト紹介料を頂いています。

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そしてドッグフードの批評を行う際に金銭的な誘惑によって評価を下すことなく、公平かつ偏りのない判断を下すことにも繋がっています。

詳細については「免責事項」をご覧ください。

リコール等情報

ドッグフードの最新リコールをすべて確認したい場合はこちらの「ドッグフードのリコール等情報」をご覧ください。


以下のリストはペットラインが過去にドッグフードをリコールした際の情報です。リコール情報は2019年から記録を取り始めています。

脚注

*1 腸内細菌学会,  シンバイオティクス (synbiotics)

*2 VCA Hospitals, Coenzyme Q-10