いなばペットフード 乳酸菌クランキー グレインフリービーフ味

いなばペットフード 乳酸菌クランキー グレインフリービーフ味の批評(ドライ)

いなばペットフード 乳酸菌クランキー グレインフリービーフ味はいぬわーんで最低評価の1つ星と判断されました。

評価:

いなばペットフード 乳酸菌クランキー グレインフリービーフ味

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※成犬用、グレインフリー

以下は同メーカーの関連商品です。ペットフードの表示に関する公正競争規約に則っている場合は、総合栄養食の表示とドッグフードが適応する成長段階が併記されています。

重要:大型犬の子犬のためにドッグフードを選ぶ場合は、成長段階が成長期とオールステージに該当していても「大型犬の子犬にとって安全であるか」を確認してください。

いなばペットフード 乳酸菌クランキー グレインフリービーフ味の原材料

原材料:でん粉類(馬鈴薯でん粉、タピオカでん粉)、肉類(チキンミール、ミートミール、チキンレバーパウダー、ビーフエキスパウダー)、魚介類(フィッシュミール、フィッシュパウダー)、油脂類(動物性油脂植物性油脂、魚油)、ビール酵母粉末セルロース、ミルクエキス、サメ軟骨抽出物(コンドロイチン硫酸含有)、ミルクカルシウム、殺菌乳酸菌、酵母細胞壁、納豆菌、酪酸菌、植物発酵抽出エキス、ミネラル類(カルシウム、リン、カリウム、塩化ナトリウム、鉄、亜鉛、銅、ヨウ素)、アミノ酸類(メチオニン)、ビタミン類(A、D、E、B12、パントテン酸、コリン)、グルコサミン

赤字は物議をかもします。

粗灰分=9%, 粗繊維=5% (推定乾物繊維量=5.5%), 水分=10%

測定方法タンパク質脂質炭水化物
ラベル保証24%10%NA
乾物基準27%11%52%
熱量基準27%27%47%

このドッグフードの最初の原材料はでん粉類(馬鈴薯でん粉、タピオカでん粉)です。

馬鈴薯でん粉は他の原材料から製造されるでん粉よりも粘り気が強いのが特徴です。でん粉は食物にとろみを付けたり、他の具材同士を結合しやすくします。また、高い保水性でしっとりとした食感に仕上げます。

タピオカでん粉はグルテンフリーの炭水化物です。でん粉は他の原材料を結合するつなぎとして役立ちます。

2番目の原材料は肉類(チキンミール、ミートミール、チキンレバーパウダー、ビーフエキスパウダー)です。

チキンミールは羽毛、頭、足、内臓を除いた鶏の清潔な肉と皮と骨 (骨は含めても含めなくても良い) をレンダリングして乾燥させた肉の濃縮物です。

レンダリングにより水分がほとんど除去されているので通常の鶏肉よりもはるかに高いタンパク質を含んでいます。

ミートミールは哺乳類由来の肉粉で血液、毛、蹄、皮、糞尿、胃および第一胃の内容物は含んでいません。

ミートミールは例えばチキンミールのように種を指定していないのでいくつかの哺乳類の組み合わせで作られています。

このような混合物は食物アレルゲンの特定を困難にするため高品質の原材料と見なされません。

チキンレバーパウダーは鶏レバーを脱水して粉末状にしたものです。鶏レバーは家禽屠殺による副産物ですが、由来する動物の名前と部位が分かっているので良質な原材料です。

ビーフエキスパウダーは牛肉を水で煮込んだ牛肉スープを粉末化したうま味調味料です。栄養的価値はありませんが、牛由来の旨みが嗜好性を上げます。

3番目の原材料は魚介類(フィッシュミール、フィッシュパウダー)です。

フィッシュミールは魚をレンダリングして乾燥させた肉の濃縮物です。レンダリングにより水分がほとんど除去されているので通常の生魚よりもはるかに高いタンパク質を含んでいます。

しかし、フィッシュは由来する魚の名称を省略しており、匿名の魚であることを意味しています。一概に魚といっても含まれる栄養素は異なるので魚種が明らかになっていたほうが評価を下す際により良い影響を与えたでしょう。

フィッシュパウダーは魚を乾燥させて粉末状にしたものです。魚の骨まで一緒に摂取できるのでカルシウムが豊富に含まれます。

4番目の原材料は油脂類(動物性油脂、植物性油脂、魚油)です。

動物性油脂は由来する動物の名前について言及がないので良質な油脂とは言えません。動物性油脂は4Dが含まれる可能性を否定できません。

4Dは肉の品質を表した言葉です。次の「1.死んでいる、2.死にかけている、3.病気にかかっている、4.障害を負っている」、これらの状態の肉のことを言います。

植物性油脂は具体的な原材料名が不明で植物性なことしか分かりません。油中のオメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸の含有量は不明です。

このような曖昧な記述名では品質を判断することは不可能です。しかし、一般的に植物性油脂は動物性脂肪よりも低品質であることが多いです。

魚油にはEPAやDHAのようなオメガ3脂肪酸が豊富に含まれています。由来する魚の名前が不明ですが、魚油の鮮度と純度によって犬に良質な栄養を与えます。

5番目の原材料はビール酵母です。ビール酵母は賛否両論です。ビール酵母はビール醸造で用済みになった酵母廃棄物ですが、ミネラルやビタミンBなど豊富な栄養素が含まれており、胃腸の働きを整えたり、ダニやノミを寄せ付けない効果があると考えられています。

しかし、特定の犬はビール酵母にアレルギーを持っている可能性があります。ただ、あなたの犬がアレルギー症状を起こさない限り、ビール酵母は栄養価の高い添加物と見なすことができます。

ビール酵母にはタンパク質が含まれています。製品ラベルに記載されている総タンパク質量を増加させることができるので肉の含有量を判断するときに考慮しなければいけません。

6番目の原材料は粉末セルロースです。セルロースは不溶性食物繊維で一食あたりのカロリーを下げて、満腹感を与えるために加えられています。栄養的価値はないので繊維の利点以外、犬にメリットはありません。

ここまで原材料をリストの上から順番に見てきました。この製品には他にも多くの原材料が含まれていますが、これよりも下に位置する原材料は評価に影響を与えそうにありません

ただし、4つの例外があります。

まず、殺菌乳酸菌納豆菌酪酸菌です。

これらは腸内環境を整える微生物のプロバイオティクス[1]として含まれています。

納豆菌は乳酸菌を増やす働きもあるためこの2つを同時に摂取すると相乗効果で非常に高い整腸作用を得ることができます。[2]

次に、酵母細胞壁です。酵母の細胞壁にはマンナンオリゴ糖が豊富に含まれています。マンナンオリゴ糖は腸壁の細胞と構造が似ており、腸内で悪玉菌を引き付けて結合し、便中に排泄します。これにより善玉菌が増え、整腸作用や免疫機能の強化につながります。

このドッグフードにはプロバイオティクスとプレバイオティクスの両方が含まれているので腸内フローラの改善により効果を発揮するシンバイオティクス[3]として作用します。

そして、植物発酵抽出エキスです。植物発酵抽出エキスは数種類の植物原料(野菜、果物、海藻など)を微生物の酵素を利用して発酵させたエキスです。[4]

微生物が植物原料を発酵させる過程で栄養素を分解しているので吸収率が高く、速やかなエネルギー補給に役立ちます。

また、植物発酵抽出エキスは乳酸菌の餌となるので腸内環境を整える手伝いをします。

最後に、ミネラルはキレート化されているようには見えません。体がミネラルを吸収するときに効率が悪いことを意味します。キレート化されたミネラルは通常、高品質のドッグフードに含まれていることが多いです。

いなばペットフード 乳酸菌クランキー グレインフリービーフ味の総合評価

いなばペットフード 乳酸菌クランキー グレインフリービーフ味は原材料だけで判断すると平均以下のドッグフードに見えます。

しかし、原材料の品質だけではなく、成分 (タンパク質・脂質・炭水化物) と肉の含有量も評価を下すために重要です。

乾物基準ではタンパク質が27%、脂質が11%、推定炭水化物が52%と判明しました。

脂質とタンパク質の比率は約41%です。

一般的なドライタイプのドッグフードと比較するとタンパク質は平均に近い、脂質は平均以下、炭水化物は平均以上。

ビール酵母で総タンパク質を増加させることを考えても、このドッグフードは適度な量の肉を含んでいるように見えます。

しかし、このドッグフードにミートミール、動物性油脂が含まれているのが残念です。これらの物議をかもす原材料が評価を下げる要因になります。

いなばペットフード 乳酸菌クランキー グレインフリービーフ味は穀物を含んでいません。

動物性タンパク質の供給源として適度な量の匿名の肉粉・魚粉、動物の種類を説明する肉粉を使用したドライタイプのドッグフードです。星1の評価を下しました。

おすすめしません。

評価はいぬわーんが推定した肉の含有量、脂質とタンパク質の比率、原材料の品質などの批評基準に基づいて決定しています。

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グレインフリーと心臓病の潜在的な関係性

アメリカ食品医薬品局 (FDA) は2019年6月27日にグレインフリー (穀物を含まない) と拡張型心筋症との潜在的な関係について3回目の調査状況を発表しました。

詳しくは「FDAがグレインフリーと心臓病との潜在的な関連性を調査対象にする」をご覧ください。

おわりに

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リコール等情報

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脚注

*1 腸内細菌学会, プロバイオティクス(probiotics)

*2 日本ナットウキナーゼ協会, 納豆菌

*3 腸内細菌学会, シンバイオティクス(synbiotics)

*4 須﨑動物病院, 植物発酵エキス

-星1

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