ドーマン ヘルシーエクセル ササミ&野菜+魚入りジャーキーフード

ドーマン ヘルシーエクセル ササミ&野菜+魚入りジャーキーフードの批批評(ジャーキー)

ドギーマン ヘルシーエクセル ササミ&野菜+魚入りジャーキーフードはいぬわーんで低評価の2つ星と判断されました。

評価:

ドーマン ヘルシーエクセル ササミ&野菜+魚入りジャーキーフード

ドギーマン ヘルシーエクセル ササミ&野菜+魚入りジャーキーフード

doggyman

400g¥377 (2020/5/15 19:00時点 )

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※生後2ヶ月以上

以下は同メーカーの関連商品です。ペットフードの表示に関する公正競争規約に則っている場合は、総合栄養食の表示とドッグフードが適応する成長段階が併記されています。

重要:大型犬の子犬のためにドッグフードを選ぶ場合は、成長段階が成長期とオールステージに該当していても「大型犬の子犬にとって安全であるか」を確認してください。

ドギーマン ヘルシーエクセル ササミ&野菜+魚入りジャーキーフードの原材料

原材料:肉類(鶏肉、鶏ササミ、白身魚)、小麦粉脱脂大豆パン粉糖類植物性油脂植物性たん白グルテンミールビール酵母、にんじん、ほうれん草、ソルビトール、ミネラル類(カルシウム、ナトリウム、亜鉛、ヨウ素)、プロピレングリコール食用色素(赤色106、赤色102、黄4、青1、二酸化チタン)、保存料(ソルビン酸、デヒドロ酢酸ナトリウム)、ポリリン酸ナトリウム、くん液、ビタミン類(A、B1、B2、B6、B12、D3、E、ナイアシン、パントテン酸)、膨張剤、発色剤(亜硝酸ナトリウム)、pH調整剤

赤文字は物議をかもします。

粗灰分=5%, 粗繊維=1% (推定乾物繊維量=1.4%), 水分=30%

測定方法タンパク質脂質炭水化物
ラベル保証18%3%NA
乾物基準26%4%65%
熱量基準26%11%63%

このドッグフードの最初の原材料は肉類(鶏肉、鶏ササミ、白身魚)です。

鶏肉は鶏の清潔な肉と皮です。骨の有無は問われません。羽毛、頭、足、内臓は含まれていません。人間用に売られている丸焼き用の内臓処理等を施された鶏と同じです。

鶏ササミは高タンパク・低カロリーの代名詞とも言える食材です。

白身魚は特定の種類を指していません。種類の異なる魚でも身が白ければ白身魚に該当するため栄養成分は異なります。しかし、ほとんどの白身魚は非常に栄養価が高いです。

2番目の原材料は小麦粉です。小麦を挽いて作った穀粉です。炭水化物と食物繊維を除けば犬にとってわずかな栄養しかありません。安価であるためメーカーが好んで使う傾向にあります。

3番目の原材料は脱脂大豆です。脱脂大豆は大豆油の製造過程で生じる搾油副産物(搾り滓)です。一般的に家畜飼料として使われています。

脱脂大豆にはタンパク質が含まれていますが、この植物性タンパク質は肉や卵よりも消化性必須アミノ酸スコアが低いと予想されます。

そして製品ラベルに記載されている総タンパク質量を著しく増加させることができるので肉の含有量を判断するときに考慮しなければいけません。

4番目の原材料はパン粉です。パン粉は一般的に小麦粉で作ったパンを粉状に砕いて作られたものです。炭水化物が豊富です。かさ増しするために加工食品業者から安価に仕入れた廃棄物でしょう。

5番目の原材料は糖類です。糖類は砂糖やブドウ糖の総称です。糖類は一般的にグリセミック指数 (食後血糖値の上昇を示す指標) が高いため血糖値に悪影響を与えます。また、健康 (糖尿病、肥満) と歯の問題につながる可能性があります。

6番目の原材料は植物性油脂です。具体的な原材料名が不明で植物性なことしか分かりません。油中のオメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸の含有量は不明です。

このような曖昧な記述名では品質を判断することは不可能です。しかし、一般的に植物性油脂は動物性脂肪よりも低品質であることが多いです。

7番目の原材料は植物性たん白です。由来する原材料が分からないので品質について判断できません。基本的に植物性タンパク質は動物性タンパク質よりも消化性必須アミノ酸スコアが劣っています。

植物由来の原材料は製品ラベルに記載されている総タンパク質量を著しく増加させることができるので肉の含有量を判断するときに考慮しなければいけません。

8番目の原材料はグルテンミールです。穀物から生成されるグルテン(タンパク質)の水分を取り除いて粉末状にしたものです。

ドッグフードに使われるグルテンミールはコーングルテンミールなどがあります。

基本的に植物性タンパク質は動物性タンパク質よりも消化性必須アミノ酸スコアが劣っており、製品ラベルに記載されている総タンパク質量を著しく増加させ、安価なかさ増しとして利用されます。肉の含有量を判断するときに考慮しなければいけません。

9番目の原材料はビール酵母です。賛否両論です。ビール酵母はビール造りで用済みになった酵母廃棄物ですが、ミネラルやビタミンBなど豊富な栄養素が含まれており、胃腸の働きを整えたり、ダニやノミを寄せ付けない効果があると考えられています。

しかし、特定の犬はビール酵母にアレルギーを持っている可能性があります。ただ、あなたの犬がアレルギー症状を起こさない限り、ビール酵母は栄養価の高い添加物と見なすことができます。

ビール酵母にはタンパク質が含まれています。製品ラベルに記載されている総タンパク質量を増加させることができるので肉の含有量を判断するときに考慮しなければいけません。

10番目の原材料はにんじんです。βカロテン、ミネラル、食物繊維が豊富です。

ここまで原材料をリストの上から順番に見てきました。この製品には他にも多くの原材料が含まれていますが、これよりも下に位置する原材料は評価に影響を与えそうにありません

ただし、6つの例外があります。

まず、ミネラルはキレート化されているようには見えません。体がミネラルを吸収するときに効率が悪いことを意味します。キレート化されたミネラルは通常、高品質のドッグフードに含まれていることが多いです。

次に、プロピレングリコールです。保湿剤として半生フードを柔らかく湿った状態に保ちます。犬の半数致死量は〜9mL/kgです。低用量では毒性が低いのでアメリカ食品医薬品局でGRAS (食品添加物に与えられる安全基準合格証) とされ、一般に安全と認められています。[1,2]

しかし、犬は飼い主に与えられた食事しか口にできないので長期間与えられたときの潜在的影響を考慮すると避けたほうがいいでしょう。

また、プロピレングリコールはペットフード安全法でキャットフードに使用するのが禁止されているので犬と一緒に猫を飼っている人は、この成分が含まれるドッグフードを避けたほうがいいです。

そして、食用色素(赤色106、赤色102、黄4、青1、二酸化チタン)です。

二酸化チタンは白色の着色料です。この着色料は一部では安全な食品添加物であると主張する人もいますが、国際がん研究機関 (IARC) では「IARC発がん性リスク一覧」のグループ2B (ヒトに対する発癌性があると考えられる) に該当しています。

赤青黄色の着色料は不要です。犬は色覚が人間よりも劣ると言われています。そして、犬は視覚よりもずっと優れた嗅覚を持っているため、ドッグフードを美味しそうに彩ったところで犬の食欲増進にほとんど影響がありません。結局のところ着色料は飼い主を満足させるためだけに使われています。

それから、デヒドロ酢酸ナトリウムです。防腐剤・防カビ剤として加えられています。急性毒性があり、GHS分類は区分4で飲み込むと有害に該当しています。妊娠したラットとマウスに経口投与した実験では骨格変異と胎仔の死亡が増加した結果が出ています。[3]

日本では人用だとチーズ、バター、マーガリンのみに0.50g/kgの範囲内で使用が認められています。アメリカでは切ったかぼちゃの保存料として残存量が65ppmを超えない範囲で使用できます。

日本とアメリカ以外のほとんどの国ではデヒドロ酢酸ナトリウムの使用が禁止されています。

次に、くん液です。くん液は既存添加物で一般的に木材を燃やした煙を冷却して液体化したものです。燻製のような色と匂いをつけることができます。

燻煙成分にはホルムアルデヒドが含まれています。国際がん研究機関(略称:IARC)の発がん性評価でグループ1(ヒトに対する発癌性が認められる)に該当しています。

同じく発がん性物質のベンゾピレン類は煙を冷却する際に排煙口を150℃以下に温度設定することで発生を抑えることができます。[4]

燻煙中には発がん性物質が含まれていますが、その量は微量なので健康に与える影響は低いかもしれません。

最後に、発色剤(亜硝酸ナトリウム)です。亜硝酸ナトリウムは変色を防ぎ、鮮やかな色を保つ発色剤として食品添加物に指定されています。ボツリヌス菌の繁殖を抑制する効果がある一方でメトヘモグロビン血症によりチアノーゼを引き起こす可能性であったり、発ガン性のあるニトロソアミンの生成と関連しています。ペットフード安全法では使用基準 (上限値100μg/g) が設定されています。

ドギーマン ヘルシーエクセル ササミ&野菜+魚入りジャーキーフードの総合評価

ドギーマン ヘルシーエクセル ササミ&野菜+魚入りジャーキーフードは原材料だけで判断すると平均以下のドッグフードに見えます。

しかし、原材料の品質だけではなく、成分 (タンパク質・脂質・炭水化物) と肉の含有量も評価を下すために重要です。

乾物基準ではタンパク質が26%、脂質が4%、推定炭水化物が65%と判明しました。

脂質とタンパク質の比率は約15%です。

一般的なソフトタイプのドッグフードと比較するとタンパク質は平均以下、脂質は平均以下、炭水化物は平均以上。

脱脂大豆、植物性たん白、グルテンミール、ビール酵母で総タンパク質を増加させることを考えると、このドッグフードは僅かな量の肉しか含んでいないように見えます。

また、このドッグフードにプロピレングリコール、デヒドロ酢酸ナトリウム、くん液が含まれているのが残念です。これらの物議をかもす原材料が評価を下げる要因になります。

ドギーマン ヘルシーエクセル ササミ&野菜+魚入りジャーキーフードは穀物を含んでいます。動物性タンパク質の供給源として僅かな量の鶏肉、鶏ササミ、白身魚を使用したジャーキータイプのドッグフードです。星2の評価を下しました。

おすすめしません。

評価はいぬわーんが推定した肉の含有量、脂質とタンパク質の比率、原材料の品質などの批評基準に基づいて決定しています。

ドーマン ヘルシーエクセル ササミ&野菜+魚入りジャーキーフード

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グレインフリーと心臓病の潜在的な関係性

アメリカ食品医薬品局 (FDA) は2019年6月27日にグレインフリー (穀物を含まない) と拡張型心筋症との潜在的な関係について3回目の調査状況を発表しました。

詳しくは「FDAがグレインフリーと心臓病との潜在的な関連性を調査対象にする」をご覧ください。

おわりに

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リコール等情報

ドッグフードの最新リコールをすべて確認したい場合はこちらの「ドッグフードのリコール等情報」をご覧ください。

脚注

*1 PET POISON HELPLINE, Propylene Glycol

*2 MSD MANUAL Veterinary Manual, Propylene Glycol Toxicosis

*3 厚生労働省 職場のあんぜんサイト, デヒドロ酢酸ナトリウム

*4 日本木酢液協会木酢液・竹酢液Q&A

-星2

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