シーザー 14歳からの 絹ささみ 野菜・玄米入りの批評(ウエット)

シーザー 14歳からの 絹ささみ 野菜・玄米入り

シーザー 14歳からの 絹ささみ 野菜・玄米入りはいぬわーんで低評価の2つ星と判断されました。

評価:

シーザー 14歳からの 絹ささみ 野菜・玄米入り

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Mars

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※シニア犬 14歳から用

以下は同メーカーの関連商品です。ペットフードの表示に関する公正競争規約に則っている場合は、総合栄養食の表示とドッグフードが適応する成長段階が併記されています。

重要:大型犬の子犬のためにドッグフードを選ぶ場合は、成長段階が成長期とオールステージに該当していても「大型犬の子犬にとって安全であるか」を確認してください。

シーザー 14歳からの 絹ささみ 野菜・玄米入りの原材料

原材料:肉類(チキン、ターキー、家禽類、鶏ささみ)、野菜類(にんじん、いんげん、パプリカ、パセリ)、玄米、食物繊維、フィッシュオイル(DHA源)、ひまわり油、ガーリックパウダー、マリーゴールド、トマトパウダー、ビタミン類(B1、B5、B6、B12、C、D3、E、コリン、葉酸)、ミネラル類(Ca、Cl、Cu、I、K、Mn、P、Zn)、タウリン、増粘多糖類、リン酸塩(Na)

赤文字は物議をかもします。

粗灰分=2%, 粗繊維=2% (推定乾物繊維量=18%), 水分=89%

測定方法タンパク質脂質炭水化物
ラベル保証5%4.5%NA
乾物基準45%41%-4%

※乾物基準の炭水化物は全体から水分、タンパク質、脂質、灰分を除いて求める差し引き法で計算しています。食品中の炭水化物含有量が少ないと差し引くものの誤差が大きくなり、炭水化物の値がマイナス (水分、たんぱく質、脂質と灰分の合計値が100を超えてしまう) になることがあります。[1]

ラベル保証の合計値が100を超えるので熱量基準は省きました。

このドッグフードの最初の原材料は肉類(チキン、ターキー、家禽類、鶏ささみ等)です。チキンとターキーは犬に必要な10種類の必須アミノ酸がすべて含まれている良質なタンパク質源です。

家禽類は一般的に鶏肉と七面鳥のことです。しかし、これは一般論であり、「家禽」は鳥類の種類を明確にしていない匿名であるため評価を下す際に影響を与えます。

ささみは高タンパク・低カロリーの代名詞とも言える食材です。“等”の部分は何が使用されているのか分からない匿名の肉です。消費者に対する適切な情報提供の観点から不親切な記述方法です。

2番目の原材料は野菜類(にんじん、いんげん、パプリカ、パセリ)です。にんじんはβカロテン、ミネラル、食物繊維が豊富です。インゲン豆は緑黄色野菜でミネラル、ビタミン、食物繊維が幅広く含まれています。パプリカはカロテンとビタミンCを多く含みます。パセリは添え物としてのイメージが強いですが、実は非常に栄養価の高い野菜です。βカロテン、ビタミン (C、K)、鉄を多く含みます。

3番目の原材料は玄米です。玄米はドッグフードの製造過程を経て消化しやすい穀物になります。炭水化物が豊富で天然繊維、ミネラル、ビタミンBを含んでいます。

4番目の原材料は食物繊維です。食物繊維は栄養的価値はないので繊維の利点以外、犬にメリットはありません。

5番目の原材料はフィッシュオイルです。魚油にはEPAやDHAのようなω-3脂肪酸が豊富に含まれています。由来する魚の名前が不明ですが、魚油の鮮度と純度によって犬に良質な栄養を与えます。

6番目の原材料はひまわり油です。ひまわり油はω-6脂肪酸が多く、ω-3脂肪酸を含まないため、他の植物油脂であるキャノーラ油や亜麻仁油よりも栄養価が低いと考えられています。ただし、抗酸化作用のあるビタミンEが豊富です。

7番目の原材料はガーリックパウダーです。ニンニクは玉ねぎと同じネギ科の植物であるため賛否両論であり、有益または毒性のどちらの主張もあります。

ただ、ここでは賛否両論あることを伝えるだけで、適量であれば許容できる原材料であり、ノミ・ダニを寄せ付けない等の効果を得られると考えます。

しかし、一部の秋田犬、柴犬などの日本犬種はニンニクを避けたほうがいいでしょう。ニンニクに含まれる有機チオ硫酸化合物によるタマネギ中毒 (ハインツ小体性貧血) に対してより敏感です。また、妊娠犬と子犬もニンニクは避けたほうがいいでしょう。

ここまで原材料をリストの上から順番に見てきました。この製品には他にも多くの原材料が含まれていますが、これよりも下に位置する原材料は評価に影響を与えそうにありません

ただし、3つの例外があります。

まず、ミネラルはキレート化されているようには見えません。体がミネラルを吸収するときに効率が悪いことを意味します。キレート化されたミネラルは通常、高品質のドッグフードに含まれていることが多いです。

次に、タウリンです。タウリンは心臓機能の維持をサポートするアミノ酸です。タウリンはAAFCOの栄養基準で犬にとって非必須アミノ酸となっていますが、一部の犬種では体内で十分に生成できていない可能性が指摘されています。

タウリンを原材料に加えているところを見ると特別な配慮を感じます。なお、タウリン欠乏症は穀物を含まないドッグフードを食べている犬がよりなりやすいと考えられています。

最後に、増粘多糖類です。2種類以上の増粘剤が使用されて一括表示されているので何が使用されているのか分かりません。

もしカラギーナンが使用されていたら物議をかもします。カラギーナンは紅藻類から抽出したゼラチン状の増粘剤です。今まで安全と思われてきましたが、昨今はいくつかの議論があるようです。ここでは読者が自分で判断できるよう注目を集める意味で赤文字にしておきました。

シーザー 14歳からの 絹ささみ 野菜・玄米入りの総合評価

シーザー 14歳からの 絹ささみ 野菜・玄米入りは原材料だけで判断すると平均的なドッグフードに見えます。

しかし、原材料の品質だけではなく、成分 (タンパク質・脂質・炭水化物) と肉の含有量も評価を下すために重要です。

乾物基準ではタンパク質が45%、脂質が41%、推定炭水化物が-4%と判明しました。

脂質とタンパク質の比率は約91%です。

一般的なウエットタイプのドッグフードと比較するとタンパク質は平均以上、脂質は平均以上、炭水化物は平均以下。

植物由来のタンパク質源を一切含んでいないので、このドッグフードは大量の肉を含んでいるように見えます。

シーザー 14歳からの 絹ささみ 野菜・玄米入りは穀物を含んでいます。動物性タンパク質の供給源として大量のチキン、ターキー、家禽類、鶏ささみ、匿名の肉を使用したウエットタイプのドッグフードです。星2の評価を下しました。

おすすめしません。

このドッグフードに匿名の肉が含まれているのが残念です。この物議をかもす原材料が評価を下げる要因になりました。

評価はいぬわーんが推定した肉の含有量、脂質とタンパク質の比率、原材料の品質に基づいて決定しています。

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グレインフリーと心臓病の潜在的な関係性

アメリカ食品医薬品局 (FDA) は2019年6月27日にグレインフリー (穀物を含まない) と拡張型心筋症との潜在的な関係について3回目の調査状況を発表しました。

詳しくは「FDAがグレインフリーと心臓病との潜在的な関連性を調査対象にする」をご覧ください。

おわりに

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ただし、一部のオンライン小売業者 (Amazon・楽天市場・Yahooショッピング) からはアフィリエイト紹介料を頂いています。

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リコール等情報

ドッグフードの最新リコールをすべて確認したい場合はこちらの「ドッグフードのリコール等情報」をご覧ください。

脚注

*1 食品分析開発センター SUNATEC, 栄養成分分析の実際