ソリッドゴールド ウィービット

アーテミス ソリッドゴールド ウィービットの批評(ドライ)

ソリッドゴールド ウィービットはいぬわーんで高評価の4つ星を獲得しました。

評価:

※小型犬、オールステージ用

以下は同メーカーの関連商品です。ペットフードの表示に関する公正競争規約に則っている場合は、総合栄養食の表示とドッグフードが適応する成長段階が併記されています。

G=子犬、M=成犬・老犬、A=オールステージ、U=不明

重要:大型犬の子犬のためにドッグフードを選ぶ場合は、成長段階が成長期とオールステージに該当していても「大型犬の子犬にとって安全であるか」を確認してください。

ソリッドゴールド ウィービットの原材料

原材料:バイソン・ドライオーシャンフィッシュ・玄米・えんどう豆・カノラオイル(混合トコフェロールによる保存処理)・オートミール・豆タンパク質・乾燥卵・米ぬか・挽き割り精製大麦・ドライサーモン・トマト搾り滓(リコピン)・天然風味料・フラックスシード・塩・塩化コリン・DLメチオニン・塩化カリウム・サーモンオイル(混合トコフェロールによる保存処理)・タウリン・L-カルニチン・人参・パセリ・リンゴ・クランベリー・ブルーベリー・レタス・セロリ・サトウダイコン・クレソン・ほうれん草・乾燥チコリ根・ブロッコリー・スペアミント・アーモンドオイル(混合トコフェロールによる保存処理)・セサミオイル(混合トコフェロールによる保存処理)・ユッカシジゲラエキス・乾燥ケルプ・タイム・ヒラマメ・ビタミンA・ビタミンD3・ビタミンE・硫酸亜鉛・ナイアシン・硫酸第一鉄・L-アスコルビン酸-2-ポリリン酸(ビタミンC源)・パントテン酸カルシウム・チアミン硝酸塩・硫酸銅・リボフラビン・ピリドキシン塩酸塩・硫酸マンガン・キレート亜鉛・葉酸・ヨウ化カルシウム・キレートマンガン・キレート銅・亜セレン酸ナトリウム・ビオチン・ビタミンB12・ローズマリーエキス・ラクトバチルスアシドフィルス・エンテロコッカスフェシウム・ラクトバチルスカゼイ

赤字は物議をかもします。

粗灰分=9%, 粗繊維=4% (推定乾物繊維量=4.4%), 水分=10%

測定方法タンパク質脂質炭水化物
ラベル保証28%18%NA
乾物基準31%20%39%
熱量基準27%43%30%

このドッグフードの最初の原材料はバイソンです。バイソンは優れたタンパク質源です。牛肉、鶏肉、豚肉よりも脂肪分が少なく、高タンパクの赤身肉です。ビタミンB6、ビタミンB12、チアミン(ビタミンB1)など複数のビタミンを豊富に含み、鉄分、リン、亜鉛の供給源でもあります。

2番目の原材料はドライオーシャンフィッシュです。オーシャンフィッシュは大洋で漁獲された魚全般を指しています。魚の種類を指定していないので一般的に複数の魚が含まれます。

魚種が明らかになっていたほうが評価を下す際により良い影響を与えたでしょう。

3番目の原材料は玄米です。玄米はドッグフードの製造過程を経て消化しやすい穀物になります。炭水化物が豊富で天然繊維、ミネラル、ビタミンBを含んでいます。

4番目の原材料はえんどう豆です。エンドウ豆は良質な炭水化物源で食物繊維が豊富です。エンドウ豆はタンパク質を含むので肉の含有量を判断する際に考慮すべき要素です。

5番目の原材料はカノラオイルです。キャノーラ油は菜種油の中に含まれるエルカ酸 (エルシン酸) とグルコシノレートを含まないように品種改良したものです。菜種油と同じく、オメガ3脂肪酸の供給源として優秀ですが、遺伝子組み換え原料が使用されている可能性が高い。

6番目の原材料はオートミールです。オートミールはオーツ麦を粉砕して食べやすくしたものでビタミン、ミネラル、食物繊維が豊富な低GI (血糖値が上昇しにくい) 穀物です。小麦よりグルテンが少ないです。

7番目の原材料は豆タンパク質です。植物性タンパク質は動物性タンパク質よりも消化性必須アミノ酸スコアが劣っています。

植物由来の原材料は総タンパク質量を著しく増加させることができるので肉の含有量を判断するときに考慮しなければいけません。

8番目の原材料は乾燥卵です。卵は殻を除いた卵黄と卵白で犬の成長と筋肉の発達に必要なすべてのアミノ酸を供給する完全なタンパク質源です。

9番目の原材料は米ぬかです。米ぬかは玄米を白米に精米するときにでる種皮や胚芽などの副産物です。食物繊維が豊富でタンパク質、脂肪、ビタミン、ミネラルなども含んでいます。

米ぬかは低価格な原料であるため他の多くの穀物と同様にドッグフードのかさ増しとみなすことができるため賛否両論がある原材料です。

10番目の原材料は挽き割り精製大麦です。挽き割り精製大麦は大麦を精白後に挽いて粉にした大麦粉です。炭水化物源で水溶性繊維のβ-グルカンを同じ穀物の白米より10-20倍も多く含んでいます。

ここまで原材料をリストの上から順番に見てきました。この製品には他にも多くの原材料が含まれていますが、これよりも下に位置する原材料は評価に影響を与えそうにありません

ただし、8つの例外があります。

まず、トマト搾り滓です。トマト搾り滓はトマトジュースやケチャップなどのトマト製品の副産物です。トマト搾り滓は議論の余地があり、物議をかもしている食材です。

多くの人は食物繊維とリコピン源として認める一方で、他の人は安価なかさ増しと考えています。

どちらにせよ、有毒ではないので繊維として役立っているには間違いありません。

次に、フラックスシードです。フラックスシード(亜麻仁)はオメガ3脂肪酸の良質な供給源で健康的な毛質をサポートします。他にも食物繊維が豊富です。

亜麻仁はタンパク質を含んでいるので、肉の含有量を判断するときに考慮しなければいけません。

そして、サーモンオイルです。サーモンオイルにはオレイン酸(オメガ9脂肪酸)が多く含まれるほか、魚油では一般的に見られるEPAやDHA(オメガ3脂肪酸)も豊富に含まれています。サーモンオイルは鮮度と純度によって犬に良質な栄養を与えます。

それから、タウリンです。タウリンは心臓機能の維持をサポートするアミノ酸です。タウリンはAAFCOの栄養基準で犬にとって非必須アミノ酸となっていますが、一部の犬種では体内で十分に生成できていない可能性が指摘されています。

タウリンを原材料に加えているところを見ると特別な配慮を感じます。なお、タウリン欠乏症は穀物を含まないドッグフードを食べている犬がよりなりやすいと考えられています。

次に、乾燥チコリ根です。チコリ根にはイヌリンが多く含まれています。イヌリンは難消化性の水溶性食物繊維でプレバイオティクスです。

イヌリンが大腸で腸内細菌によって発酵されると短鎖脂肪酸を生成してさまざまな健康上の利点をもたらします。

次に、アーモンドオイルです。アーモンドは豊富な油源で脂質の約70%がオレイン酸 (オメガ9脂肪酸)です。オメガ6脂肪酸も約13%ほど含まれています。オメガ3脂肪酸は含んでいません。また、アーモンドオイルはビタミンEの優れた供給源でもあります。

次に、セサミオイルです。セサミオイルはオレイン酸(全体の39%)とリノール酸(41%)が主成分で全体の80%を占めています。ゴマには特有の微量成分であるゴマリグナンが含まれており、強い抗酸化作用があります。

次に、ヒラマメです。ソラマメは炭水化物源です。ソラマメはマメ科の中で大豆に続いてタンパク質が多く含まれています。肉の含有量を判断する際に考慮すべき要素です。

次に、ミネラルはキレート化されています。キレート化されたミネラルは体に吸収されやすくなります。キレート化されたミネラルは通常、高品質のドッグフードに含まれていることが多いです。

最後に、ラクトバチルス アシドフィルス等の乳酸菌です。これらはプロバイオティクスのために含まれています。

プロバイオティクスは「腸内フローラのバランスを改善することによって宿主の健康に好影響を与える生きた微生物」です。効果は腸内環境を整える、免疫機能の強化、動脈硬化の予防などです。[1]

ソリッドゴールド ウィービットの総合評価

ソリッドゴールド ウィービットは原材料だけで判断すると平均以上のドッグフードに見えます。

しかし、原材料の品質だけではなく、成分 (タンパク質・脂質・炭水化物) と肉の含有量も評価を下すために重要です。

乾物基準ではタンパク質が31%、脂質が20%、推定炭水化物が39%と判明しました。

脂質とタンパク質の比率は約65%です。

一般的なドライタイプのドッグフードと比較するとタンパク質は平均以上、脂質は平均以上、炭水化物は平均以下。

エンドウ豆、豆タンパク質、亜麻仁、ヒラマメで総タンパク質を増加させることを考えても、このドッグフードは適度な量の肉を含んでいるように見えます。

しかし、このドッグフードに植物由来のタンパク質が多く含まれているのが残念です。もし植物由来のタンパク質が少なければもう少し高い評価を下したでしょう。

ソリッドゴールド ウィービットは動物性タンパク質の供給源として適度な量の動物の種類を説明する肉類を使用した穀物を含むドライタイプのドッグフードです。星4の評価を下しました。

とてもおすすめします。

評価はいぬわーんが推定した肉の含有量、脂質とタンパク質の比率、原材料の品質などの批評基準に基づいて決定しています。

グレインフリーと心臓病の潜在的な関係性

アメリカ食品医薬品局 (FDA) は2019年6月27日にグレインフリー (穀物を含まない) と拡張型心筋症との潜在的な関係について3回目の調査状況を発表しました。

詳しくは「FDAがグレインフリーと心臓病との潜在的な関連性を調査対象にする」をご覧ください。

おわりに

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リコール等情報

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脚注

*1 腸内細菌学会, プロバイオティクス

-星4

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