アーテミス オソピュア チキン缶

アーテミス オソピュア チキン缶の批評(ウエット)

アーテミス オソピュア チキン缶はいぬわーんで中間評価の3つ星と判断されました。

評価:

※オールステージ、グレインフリー

以下は同メーカーの関連商品です。ペットフードの表示に関する公正競争規約に則っている場合は、総合栄養食の表示とドッグフードが適応する成長段階が併記されています。

G=子犬、M=成犬・老犬、A=オールステージ、U=不明

重要:大型犬の子犬のためにドッグフードを選ぶ場合は、成長段階が成長期とオールステージに該当していても「大型犬の子犬にとって安全であるか」を確認してください。

アーテミス オソピュア チキン缶の原材料

原材料:チキン・チキンスープ・水・乾燥卵・オーシャンフィッシュ・タピオカデンプン・ニンジン・パンプキン・えんどう豆・ブロッコリー・塩・リン酸三カルシウム・豆タンパク質・ヒマワリオイル・酵母エキス・グァーガム・塩化カリウム・ビタミン類(ビタミンE・ビタミンB12・ナイアシン・パントテン酸カルシウム・チアミン硝酸塩・ビタミンA・ビオチン・リボフラビン・ピリドキシン塩酸塩・ベータカロテン・葉酸)・ミネラル類(アミノ酸亜鉛・アミノ酸鉄・アミノ酸銅・アミノ酸マンガン・ヨウ化カリウム)・デキストロース・酸化マグネシウム・天然色素

赤字は物議をかもします。

粗繊維=1% (推定乾物繊維量=5.5%), 水分=82%

測定方法タンパク質脂質炭水化物
ラベル保証8%4%NA
乾物基準44%22%18%

※公式サイトに灰分が明記されていなかったので熱量基準は省きました。

このドッグフードの最初の原材料はチキンです。チキンは鶏の清潔な肉と皮です。骨の有無は問われません。羽毛、頭、足、内臓は含まれていません。人間用に売られている丸焼き用の内臓処理等を施された鶏と同じです。

チキンには犬が生命を維持するために必要な10種類の必須アミノ酸がすべて豊富に含まれています。

2番目の原材料はチキンスープです。チキンスープは鶏を煮込んだスープのことで栄養的価値はほとんどありませんが、ドッグフードにチキン風味と水分を与えます。

3番目の原材料はです。水はウエットフードで一般的に見られるものです。

4番目の原材料は乾燥卵です。卵は殻を除いた卵黄と卵白で犬の成長と筋肉の発達に必要なすべてのアミノ酸を供給する完全なタンパク質源です。

5番目の原材料はオーシャンフィッシュです。オーシャンフィッシュは大洋で漁獲された魚全般を指しています。魚の種類を指定していないので一般的に複数の魚が含まれます。

魚種が明らかになっていたほうが評価を下す際により良い影響を与えたでしょう。

6番目の原材料はタピオカデンプンです。タピオカでん粉はグルテンフリーの炭水化物です。でん粉は他の原材料を結合するつなぎとして役立ちます。

7番目の原材料はニンジンです。ニンジンはβカロテン、ミネラル、食物繊維が豊富です。

8番目の原材料はパンプキンです。かぼちゃはカロテン、ビタミンB群、食物繊維を多く含む緑黄色野菜です。

9番目の原材料はえんどう豆です。エンドウ豆は良質な炭水化物源で食物繊維が豊富です。エンドウ豆はタンパク質を含むので肉の含有量を判断する際に考慮すべき要素です。

10番目の原材料はブロッコリーです。ブロッコリーは栄養満点の緑の野菜で特にビタミンCが多いです。食物繊維も含まれます。他のアブラナ科野菜と同様に微量に含まれるスルフォラファンが抗がん作用をもたらすと考えられています。

ここまで原材料をリストの上から順番に見てきました。この製品には他にも多くの原材料が含まれていますが、これよりも下に位置する原材料は評価に影響を与えそうにありません

ただし、7つの例外があります。

まず、豆タンパク質です。植物性タンパク質は動物性タンパク質よりも生物学的価値(BV)が劣っています。

植物由来の原材料は総タンパク質量を著しく増加させることができるので肉の含有量を判断するときに考慮しなければいけません。

次に、ヒマワリオイルです。ヒマワリ油はオメガ6脂肪酸が多く、オメガ3脂肪酸を含まないため、他の植物油脂であるキャノーラ油や亜麻仁油よりも栄養価が低いと考えられています。ただし、抗酸化作用のあるビタミンEが豊富です。

そして、酵母エキスです。酵母エキスは酵母の細胞壁を破壊して得られる抽出物です。酵母のタンパク質をアミノ酸まで分解すると旨みや甘み、苦みなどが出てくるのでうま味調味料などに使われます。

酵母エキスの抽出方法の違いによって様々な特徴を持つ酵母エキスや特定の成分を多く含む酵母エキス、ブレンドにより特徴的な風味をもつ酵母エキスも存在します。

ここでは酵母エキスに使用された酵母の種類について明記されていないので、この酵母エキスの品質を判断することは不可能です。

それから、グァーガムです。グアー豆から得られる水溶性の天然多糖類のことです。ウエットフードでは増粘剤、安定剤、ゲル化剤として広く用いられています。

次に、ミネラルはキレート化されているようには見えません。体がミネラルを吸収するときに効率が悪いことを意味します。キレート化されたミネラルは通常、高品質のドッグフードに含まれていることが多いです。

次に、デキストロースです。グルコース(ブドウ糖)は脳のエネルギー源になります。そして一般的なドッグフードでは甘味料または褐変を促進させるために利用されます。

グルコースは血液中では血糖として存在し、濃度が高まるとインスリンの働きで中性脂肪に変えられます。摂りすぎると肥満(生活習慣病)の原因になります。

最後に、天然色素です。犬は色覚が人間よりも劣ると言われています。そして、犬は視覚よりもずっと優れた嗅覚を持っているため、ドッグフードを美味しそうに彩ったところで犬の食欲増進にほとんど影響がありません。

着色料は飼い主を満足させるためだけに使われている不要物です。

アーテミス オソピュア チキン缶の総合評価

アーテミス オソピュア チキン缶は原材料だけで判断すると平均以下のドッグフードに見えます。

しかし、原材料の品質だけではなく、成分 (タンパク質・脂質・炭水化物) と肉の含有量も評価を下すために重要です。

乾物基準ではタンパク質が44%、脂質が22%、推定炭水化物が18%と判明しました。

脂質とタンパク質の比率は約50%です。

一般的なウエットタイプのドッグフードと比較するとタンパク質は平均以上、脂質は平均に近い、炭水化物は平均以下。

エンドウ豆、豆タンパク質で総タンパク質を増加させることを考えても、このドッグフードはかなりの量の肉を含んでいるように見えます。

アーテミス オソピュア チキン缶は動物性タンパク質の供給源としてかなりの量のチキンと魚を使用した穀物を含まないウエットタイプのドッグフードです。星3の評価を下しました。

少しおすすめです。

評価はいぬわーんが推定した肉の含有量、脂質とタンパク質の比率、原材料の品質などの批評基準に基づいて決定しています。

グレインフリーと心臓病の潜在的な関係性

アメリカ食品医薬品局 (FDA) は2019年6月27日にグレインフリー (穀物を含まない) と拡張型心筋症との潜在的な関係について3回目の調査状況を発表しました。

詳しくは「FDAがグレインフリーと心臓病との潜在的な関連性を調査対象にする」をご覧ください。

おわりに

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-星3

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